トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

12/17昼ライド(ゴエモンピストン~ルパン~S見峠)

久々にゴエモンへ。

今回はゴエモンを下らずに、稜線のアップダウン地獄をピストンするというトレーニング目的で行った。

2つ目の登り返しは、5月のグランドトレイル京都の時は割と惜しい所まで行けたイメージだったのだが、今回トライしてみた結果、足をつかずに行けるビジョンは遠のいてしまっていた。

また、その後の登りも1箇所、唯一の突破口浸食作用で崩れて行けなくなった箇所もあった。

無数に登り返しが続くので、どこで引き返そうかなーと思っていると、いい所に倒木があったので、そこで引き返す。

今まで登ってきた所が下りに、下ってきた所が登りになる訳で、新鮮だった。

が、どうにも乗って登れない箇所が多く、結局押してばっかだった印象でした。

その後H室の集落で、MKトレイル途中の見晴らしに行くためにある林道に入ったところ、番犬の柴犬に追いかけまわされ、這う這うの体で引き返した。職務に極めて忠実な番犬だった。

MKトレイルへの合流は諦めて、そのままルパントレイルへ。

久々のルパンは、楽しいが全下りのために一瞬で終わってしまう感じだった。

トレイルを出たところで16時過ぎだったので、その後トモミに行くか迷いつつ、とりあえずトモミトレイルの担ぎの入口であるS見峠まで行ってみた。

結局、トレイルで夕闇を迎えるリスクを考えて、峠からはトレイルには行かず、そのまま帰ることに。

途中でミノトレイル方面へ上るダートの分岐があるため、デザート(?)として、ミノトレイル出口までダートを80upほどした。

見た目に反してキツい登りだった。

ミノトレイル出口のドロップオフはグランドトレイル京都で落車した思い出があるので、すかさず押して登って再チャレンジ。あっけなく成功した。

で、来た道を下って、岩倉経由で下宿へ帰った。

ピストン要素の多いライドだったなぁ。

12/15 夕ライド(DMJ NZコース)

12月中旬以降は色々と予定が立て込んでおり夕DMJに行けるチャンスが無さそうだったので、ド平日ながら今年ラストのDMJへ。

いやはやこのコースにもMTBを本格的に始めた2014年夏以降、ホームとしてお世話になりました。

この日のコンディションはウェットで、しかも水をたっぷり吸った落ち葉が敷き詰めてある。根っこは隠れてるし落ち葉表面は滑りまくるしで、1年の中で特に難しいコンディションだった。

乾いている落ち葉はカサカサ、フカフカで、走ってて楽しいんですがね...。

中盤の最難関セクションは、確か今年の6月くらいから、倒れた木が邪魔になり続けて一層難易度がアップしている。なんとか成功したものの、スピードを殺せない所に倒木が転がっており、足をついた。

その先のガレめのセクションで、自分史上はじめてDMJトレイル上でパンク。

リム打ちパンクだったんだけどその過程が面白かった。

 

ダダダダ...と快調に飛ばす自分

後リム「ゴンッ(迫真)」

自分、チューブ「!!!」

自分「これは絶対パンクした奴や」

停車してタイヤを触る

自分、チューブ「あれ?普通に空気入ってる...耐えてた!」

タイヤをモミモミ

チューブ「プシューッ(迫真)」

自分「あっ...」

 

この時間差でのパンク劇が、バトル漫画なんかでよくある「見えない速度の攻撃を受けて、食らった直後は余裕をかますも時間差で血を吹き倒れる」というシチュエーションを髣髴とさせて面白かったです。

パン修後は普通に下って終了。

 

 

12/11 昼ライド(H山IP~U山ninjaトレイル)

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久々にIPへ。

H山の展望所まではアップ数の割には時間がかかるなぁと再認識。

IPコースはやはり新しい落ち葉で根っこが完全に隠れており、慎重にスローペースで下る必要があった。

他にも要所要所で「こんな難しかったっけ?」というセクションがあり、初心者を連れてくるような印象のトレイルでは完全に無くなっていた。

最後の段差はフロントアップしてたら低速での進入にも関わらず無意識に飛んで着地していた。

U山ninjaコースは前回の反省を踏まえて「丁寧に下る」ということでゆっくりと下った。

直角ターンのドロップオフは相変わらず失敗。どうにもペダルが掘れた両脇の硬い花崗岩にぶつかって落車してしまう。

その後は普通に下って終了。

次にトレイルに行くのは土曜日かなぁ

12/10 昼ライド(花背TT~T杉~百井別れ~AMG~エブ旧道~STトレイル)

この日は自分が今OBとなっている、大学自転車部の花背峠でのTTの日。

4回生が仮装しているのは風物詩だが、今回は自分のMTBでのヒルクライム能力を試そうと本気で登ってみた。

といっても峠からトレイルに行くためにバックパックを背負って、しかも出走前に水を捨て忘れて500ml分くらい運搬してしまったが...。

結果は夏よりもタイムを縮めて、バス転回場から峠までで23分48秒。

今のところ部内のMTBの最速と思しき記録は、OBのスクミズさんが2012年の12月のTTで出した22分46秒という記録。

今の自分の限界に近い頑張りで登った結果をさらに1分縮めないといけないとか愕然。

でも自己ベスト更新できたのでとりあえず良かったです。

本当はこういう努力は現役の時にこそすべきだったんですがね...。

TT後はボタ雪の降りしきる寒さの中、T杉~ガレガレ林道で百井別れに出て、そこからは久々のAMG

またしてもウィスラー目線で走ってしまうのだが、京都でも最長のこのトレイル、MTBで上りやすい道のつけ方であれば、ウィスラー周辺のトレイルにかなり近づきそうという印象を持った。とりあえずXCバイクでなくクロマグハードテイルがとても似合いそうなトレイルだなあと思った。

この日はウェットでしかも落ち葉が積もって間もないので根っこが見えず、何回か落車。大蛇根もウェットだと不可能なんじゃないかという難しさだった。が、昨年だったか今年だったかの7月に自分告知で朝ライドで行った時は、ウェットなのに何故か成功した経験があるので、その点で下手になってしまったのかな。

なんとか無事にAMGをこなしてから、エブ峠旧道のダートを登る。

上りきってから旧道をダウンして、もう一度旧道を反対側から登る。この、東側の旧道はマップルなどでは車道扱いされているが、実体は荒れまくって基岩が露出し、最早幅員だけでしか車道だったと判断できないレベルのダート。これは登るのも下るのも難しいが楽しい。

もう一度峠に着いてからは未経験のエブ峠からのSTトレイル。

割と担ぐが思ったより乗れるコースだった。もう一回くらい行くかも。

STトレイルは神社方面ではなく、岩倉の集落に最短で抜けるコースをチョイス。

2年ぶりくらいに来たけど、デザートとして下るにはいいコースかな。

最後の掘割の落ち葉セクションは2年前の記憶以上に落ち葉がたまっていた。

ズルズル滑り落ちながら終了し帰宅。

そして夜は追い出しコンパで1個下の代の4回生を送り出しましたとさ。

12/4 昼ライド(K見、小鹿)

この日は自転車部の後輩達にいつものOB勢(tiagraslxさん、Tさん)を加えてトレイルライドへ。

最近メカトラ続きのTさんは駐車場に合流して車から降りた瞬間に「リアがパンクしてる」との一言。

ついに自転車に乗らずしてパンクするようになりましたかw

女子部員2名が参加してくれているということで、今回はコースを京都の中でもビギナー向けと思われる難易度と強度のトレイルへ連れて行った。

今回は指導役に徹しようと決めていたので、K見トレイルではずっとテールを務めた。

いやーシクロで来た後輩(暴威、かとぅー)がトレイルに慣れているのは頼もしかった上、女子陣も数回目のトレイルなのにちゃんと下れててホッとした。

...と思ったら、2本目の小鹿トレイルで悪い癖が出てしまい、コース案内のつもりで先頭を走っていたら、ノリノリトレイルについついノッてしまって、難関セクションの説明を疎かにしてしまった。で、例のつるつる坂にて1回生の女の子が落車。

幸いケガは特に無かったようだけど、アドレナリンで自分の役目を忘れてしまったことはいたく反省しました。

あとTさんのMTBが今回も重篤なメカトラに遭い、リアメカがもげる寸前になっていたのには笑いを禁じ得ませんでした。

「昔は乗る度に壊してたから、今はまだ乗っても壊れないことがある分マシな方」と語るTさん、もうあなたのMTBは呪われている気がします。

 

福王子セブンで解散してからはtiagraslxさんともう1本小鹿へ。

この間の特訓のお陰で、チャレンジ坂は安定して第3-4セクションを続けて乗れるようになった。第2セクションも、比較的ドライなこの日は調子が良く、最難関のこのセクションも近いうちに乗車したまま突破できそうな気がしてきた。

 

12/3 朝ライド(M山直登コース~ATG~AKT~KRT西)

この日はいつものトレイルロング練コースに今年最後のトライに行った。

しかもT山林道の舗装路の登りを、M山アプローチに使う登り用トレイルに置き換えて負荷マシマシ。

久々にこの登り用トレイルに行ったけど、やはり難易度は折り紙付き。

登板スキルに自信が付いてきた現段階でトライするも、足つきまくりボコボコにされた。

ATG前半の登り5連チャンは、最初と最後以外はなんとか足をつかずに行けた。とりあえず5つ全ての登りについて、個別には足をつかずに行けることは経験済みになったが、一連の動きで5つ連続で足をつかずに突破するのは改造マリオ並の難易度だろう。

特に一番最初の登りは、落ち葉が深いこの時期は物理的に無理になることが分かった。

ATG後半の全ダウンセクションは、次はいつ来れるか分からないということで本気で下った。結果、5分台~6分ちょいくらいで下れたっぽい(ストップウォッチが途中で止まってしまったので、入り口と出口の写真撮影時刻の差から)けど、腕はもうパンパン。

Redbull HardLineのDanAtherton目線のGopro動画でのラインの取り方を参考に下ってみたけど、本気のダウンヒルは「下ってるのに呼吸が荒く」なりますね。

AKTトレイルの下りは、落ち葉が深い上に朝露でウェット、しかもタイヤのノブが減っている状態なので、下りで限界に達してコケた。ハンドルが270度回転した結果、シフターの根元のアウターワイヤーキャップが破壊され(実はウィスラーで半壊状態になってた)、リア変速の調子が悪くなった。あと、トレイル出口付近でパンクもした。

最後の、全担ぎで標高を稼ぐ担ぎトレーニングのKRT西をこなした出口で、このトレイルを管理されているMTBの方々に偶然お会いした。Kさんと名乗られていたお方は、もしかしたら朝ライドでたまに話題に出るハンドルネームYosiさんなのかな...?と思ったけれどもKさんにそのことを確認しそびれてしまった。

リア変速の調子が悪くなったりパンクしたり落車したりしたけど、無事に下山出来たことに一層の安心感を覚えつつ、R9を流して帰宅。

7時40分に家を出て13時20分くらいに家に戻ってきた。

T山林道の登りすらもトレイルの登りに変換すると、やっぱり強度は鬼クラスになるなぁと実感。

それにしても快晴で最高だった。

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12/2 昼ライド(小鹿フル)

今週はバイト漬けかつ国際学会に数日間見学に行くという充実(?)した週だった。

そんな中で暇を見つけて小鹿トレイルへ。

このトレイルは「京都版スキルアップパーク」だとつくづく思う。

ウィスラーで言えばCutYerBarsのような扱いか。

問題は、スキルアップできるのが、ジャンプやバーム処理、プッシュの技術ではなく「登りの」技術だということ。

前回紹介した、小鹿トレイルの登りの4つのチャレンジセクションについて、今日は特に第2、第3セクションについてとことん練習した。

足をついたらすぐにセクション開始地点まで戻ってもう一度チャレンジ...。

その結果、ゴミの多い第3セクションについては突破口を迷わずに貫けるようになって、晴れて足つき無しでクリア達成。調子に乗って第4セクションまで足をつかずに完遂した。

が、第2セクションは結局、足をつかずにクリアすることは終に出来なかった。

このセクションは更に細かいチャレンジパートに分かれるのだが、その中にはリアのトラクションがかかり辛く運頼みだったり、ライン取りがシビアだったりする。極めつけは、一見穏やかにしてライン取りも岩盤もツルツル、抉れている箇所。ここが一番難しく、何回やっても出来なかった...。

この小鹿トレイルの4つの登りのチャレンジセクションはマジで改造マリオ並の難易度だ。セーブポイントスタートで何度も失敗して、セクション単位では成功しても、セーブせずに一連の流れで全てのセクションで足をつかずに一気に上るのは極めて困難という代物である。だからこそチャレンジし甲斐があるというものだと思う...。

また、小鹿の肝心の下りセクションも、いかにして最適なライン取りをするかといういいトレーニングになると気づいてきた。雑に下って失敗してもそんなに痛い目には合わなさそうだけど、最適なライン取りについて考えると奥が深いトレイルだ。

100down程度で、規模は本当にミニチュアだ。

ウィスラーに行く前はそんなにこのトレイルに魅力を感じていなかったけど、ウィスラーから帰ってきた身では、こういう市街地にとても近く小規模な登りと小規模だけど奥が深いダウンヒルを楽しめるトレイルが、とても愛おしく感じるようになった。

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