トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

3/22 K見林道練

京都を離れる前、最後のK見林道練へ。

ここ2日間降り続いた雨は完全に止んだわけではなかったが、おおむね曇りだったので迷わず行った。

この林道はいつ来ても路面が濡れているが、今回はまとまった雨が降った後ということもあって特に水浸しだった。

1本目では路面の新しい落枝を見つけ次第取り除きながら登り、下りは様子見。

2本目からガッツリ登り下りを満喫した。

この廃林道のハードな登りに慣れたおかげで、ひどいダートを見てもそうそう怯まずに登れるようになった気がする。

あと、京都市街からほど近いのに、自分一人だけの世界にどっぷり浸かれるのが、この林道の良い所だ。

最後ということで、登り下りを5セット行った。

泥水を過去最強クラスに全身に浴びて、およそ表通りを走れないような状態で帰宅。

ウェアも靴も全部、洗濯機に入れる前に水洗いしなければならない程だった。

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3/19 花背TT練

昨日の山中越TTで大幅に自己ベスト更新できたので、勢いに乗って急遽花背へ。

雨が降りそうな曇りだったが気温は高い。アームカバーやレッグカバー無しで学生生活で本当に最後の花背TTを敢行。

もちろんボトル、サドルバッグ、インフレーターを全て外して臨んだ。

最初のフラット区間、後先一切考えないペースでダンシングし鬼加速。TTではここでヒヨってはいけない。しかも今はちゃんとロックアウトするサスが付いている。遠慮など一切いらずにダンシング出来る。

その後もモリモリ登り、さらに勾配の変化に対応してダンシングも多用しペースを維持。

今までダンシングしなかった箇所にも躊躇無くダンシングを発動し、より速く登れたつもりだった。

こうして過去最高のパフォーマンスで登れて20分30秒切りすら狙った訳だが...

結果は21分17秒。

夢の20分30秒切りはおろか、20分58秒で登れた12月の追いコンTTのタイムにすら及ばなかった。

12月のTT時に比べて機材面の成長ポイントは、やはり「ロックアウトするサスのおかげでダンシング時の入力ロスが圧倒的に減った」ことだろう。

だが、機材面の退行ポイントもあり、それは「前後輪ともタイヤのノブがしっかりしたものを履いた」ことだった。

12月は

前タイヤ:ノブがかなり磨り減ったMaxxis Ardent(2.4)

後タイヤ:ノブがかなり磨り減ったIRC MythosXC(2.2)

 

今回は

前タイヤ:ノブがしっかり残ってるContinental MountaingKing(2.4)

後タイヤ:ノブがしっかり残ってるMichelin WildGrip'R(2.25)

 

12月TT時のタイヤは、特にリアタイヤが、ノブがサイドくらいしか残ってないほとんどセミスリック同然だったのに対し、今回はセンターもノブがちゃんと残ってるもので臨んだことは、摩擦抵抗の増大ということで舗装路ヒルクライムTTではマイナスに作用するのは自明なことである。

 

そのため、今回の結果だけで12月の自分より今の自分が瞬発力や体力面で劣っているとは一概には言えないだろう。12月はTT当日の高揚感による効果もあったかもしれないし。

逆に言えば、修論で1-2月初旬まであまりガッツリ走れなかったのに対して、体力をそれなりにリカバーできたということが分かったのが嬉しかった。

 

こうして学生時代最後の花背登坂が終了。

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そういえば先週くらいにシクロで登って、今回のMTBのタイムより全然遅い22分2秒ごときで「全力で登った。それが大事でタイムはどうでもよかった」とかのたまっていたな...恥ずかしいorz

 

 

3/18 山中越TT

17-18でレンタカーを使って神奈川県の実家へ下宿の荷物を搬送。

常時空いている&速度制限が試験的に110kmの新東名が絶大な威力を発揮したおかげで京都の下宿~神奈川の実家までの440kmほどが休憩込みで6時間半程度で片付いた。

こちらに帰ってきたときはまだ夕方前で、しかも明日から4日間雨続きだということで、せっかくなので走ることにした。

が、走ろうと思い立ったのは17時前でトレイルに行くには遅すぎたので山中越TT(By MTB)をした。ここ3日ほど全く自転車に乗っていないので、いい感じに今までの筋肉疲労が取れているだろうということで自己ベスト(17分4秒)更新を狙う。

結果、入口T字路スタートで頂上まで16分25秒。

自己ベストを大幅過ぎるくらい更新できて自分でも驚いた。

週5でトレイルにトレーニングに行った効果もあると思うけど、機材面でも2点、今までと違った点があった。

一つはサドル。前傾気味にセッティングしてみたら思った以上に踏みやすくなった。

二つ目はちゃんとロックアウトするサス。このおかげで、御堂筋君のようなダイナミックな(?)ダンシングが躊躇無くできるようになった。12月まではロックアウトの効かない壊れたサスを使っていたので、ダンシングを極力せず、ダンシングする時もサスをなるべく沈めないよう両肩に力を入れてそっと押すような特殊なダンシングになっていたので、色々な意味で遠慮が生じていたのだった。なりふり構わない御堂筋スタイルのダンシングも、最初の加速や各所の勾配の変わり目での多用によりタイム短縮にかなり影響したと思う。

 

こうなっては、もう一度MTBで、今の全力を花背峠にぶつけてみたくなった。

近いうちに花背にもう一度登りに行こう。明日から雨だけど。

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3/15 OH(北行)178~D(F)登り~D(茶畑)

この日は課題「OH178トレイルを、大谷側の入口から178出口まで足をつかずに制覇する」ことに取り組んだ。

途中の最難チャレンジ坂が最大の障壁となったが、この日は超ドライなため、普段はリアが根っこで滑るので回避していたラインであっさり登れる感じだった。3度くらい入口まで戻るやり直しをした結果、ついに制覇。後半の178の一番キツい坂も、この日は割りと難なくセンターローで登れた。

こうやって京都を去る前に、今まで達成できなかった課題を一つ一つ潰していくのは気持ちがいい。

その後、いつものD(F)登りを経由してD(茶畑)へ。

茶畑トレイルは色々な意味で近寄らない方が良さそうだなと思った。

3/13 K見林道練-グリコ男岩

ソロトレーニングへ。

昨日、ATGAKTKRTという高負荷コンボをキめたにも関わらず、筋肉痛は無く普通に走れた点で、はじめて自分の体を頼もしいと思えるようになった。

相変わらず水が多くビチャビチャマッディーな林道をえっさほいさと3.5往復。

この間グリスアップしたばかりの左ペダルから再び異音がして萎えた。

その後グリコ男岩へ。

さっきの林道があれだけウェットな反面、男岩は超絶ドライコンディション。

ドライ過ぎて、昨年の今頃に前転して左人差し指を痛めつけた箇所の少し先で落車。

さらに男岩より先のクランク岩も失敗。ドライ過ぎると前後輪ともザラザラな砂やカッサカサの落ち葉に流されて止まれず、怖い。

こういう時はムキになって再チャレンジすると一層痛い目に遭うので、再チャレはせずにおとなしくそのまま下る。

終盤の登り返しは今日は成功。まあここはドライなほど成功率上がるから確実に押さえないとね。

コジカには寄らずに帰った。

3/12 M山直登林道~ATGAKTKRT(担ぎ&東)

半年以上ぶりに、かつての自分の黄金コースATGAKTKRTを解禁。

しかも今回はオフロード率を高めるため、ATGの登りをM山直登林道経由で行くという負荷マシマシバージョンである。

今回は珍しく各地点での時間を記録したので、それに従って時系列を書いていく。

 

10時24分 下宿出発

11時24分 M山直登林道に突入

この廃林道は先月、「もう来ないだろうな」と思いつつも渾身のメンテをした甲斐があって、かなり上まで足をつかずに登れるようになった。今まで足をつかざるを得なかった箇所を、メンテのおかげで足をつかずにクリアできるのは感慨深い。が、今回は最初の急勾配セクションで足をついてしまい、足つき0とはいかなかった。

T山林道に合流してからは、淡々とダートを登る。暑いので水場で水分補給。

仕事なんて放り出して山に走りに行きたくなるような、最高の快晴だ。

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12時6分 首無し地蔵

地蔵から先のセクションは、所によっては根雪がようやく溶けたばかりといった感じでぬかるんでおり、全乗車チャレンジは失敗。

センター縛りで登れるところと登れないところの確認はできた。

そしてお気に入りの展望スポットに到着。

久々に来たこともあって、この日は特にこの光景に感動した。

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その後ATGトレイルを下る。

半年前に来た時よりも整備されており、基本的にはほぼ全乗車できる。所によって雪溶けによる新しい倒木があった。また、ガレ具合も増しており、前輪がゴロタ石にとられないよう細心の注意を払いながら下った。

 

12時47分 S峠

AKTに侵入。

こちらも半年前に来た時よりも整備されておりウハウハだった。

途中、チャレンジ登り坂が立て続けに2本連続する箇所は今回も失敗。この2本は本当に自分と相性が悪い。何度挑戦してもダメだった。1本目は倒木の影響でルートがマイナーチェンジされており難化していたとはいえ、まだいけそうではあったが、1本目に比べかなり長い2本目は、もう一頑張りというセクションに行くまでで精一杯だった。2本目は最後に足をつかずに登れたのがいつか思い出せないくらいだ。2016年、ウィスラーから帰ってきた後に朝ライドに参加した際は、いくぶんウェットコンディションだったにも関わらず、mineさんはこの2本を止まることなく一発で足をつかずに登りきっており、それを見て自分は舌を巻いたものだった。ドライなのに登れないことがかなり悔しかった。

後半の延々ロックセクションが続く箇所の影響で腕がパンパンになった。

 

13時31分 AKT出口

AKTを終えてから馬堀ローソンまでは、束の間の川沿い超快走セクション。ATGAKTという京都屈指のチャレンジングな下りを無事終えた後で、しかも快晴なのも相俟って、とても心地よかった。

馬堀ローソンで補給してから、KRTの担ぎに入る。

最初から最後まで担ぎ通すメンタルは今の自分には無いので、所々で押しながら登った。走力がつく代わりに担ぎ耐性は犠牲になったな...。

この担ぎが終わってからMSG山頂までは個人的に宿題となっているチャレンジ登り。決して難しすぎる訳ではないのに、足をつかずに突破できたことはない。京都を去る前に是非成功させたいということで、今回チャレンジしてみたところ、3度目くらいでようやく成功。難し目のセクションが全て終わった後で、山頂の直前に倒木があったので残念ながら足をついたが満足。

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14時32分 MSG山頂

MSG山頂からはダート林道を下ってKRT東に接続する。このダート区間が整備されており、全舗装ダートと言ってもいいくらいキレイなダートになっていた。

KRT東入口の坂は、今回はセンターローで登ってみた。ライン取りがシビアになるが、助走をつければ32T×36Tでも登れることが分かった。

チャレンジングな根っこセクションが数え切れないくらいあるKRT東だが、この日の自分はかなり冴えており、1発成功を連発できて嬉しかった。ただ1箇所、中盤の超タイトターンだけは、勢いありすぎてジャックナイフになりながらのかなり危うい成功でしたが...。

KRT東は誰ともすれ違わずに終えられた。チャレンジングだがとても楽しいこのトレイル、京都を去るまでにもう何度か行くぞ!

 

15時21分 山田口交差点

雪印コーヒー牛乳を投入してから下宿までブンブン回して帰宅。

 

充実した1日だった。

ATGAKTKRT(担ぎ&東)は、MTBの総合力が試される、京都屈指のチャレンジングなフルコースです。

3/11 OTW(Z)~D(F)~D(NZ)

この日は自転車部の後輩のI上、Qちゃん、西皮、先輩のtiagraslxさんと、大先輩のMz田さんとOTW(Z)トレイルに行った。

ワチャワチャと喋りながら登るのは、ソロで追い込むのとは全然違ってこれまた楽しい。

OTW(Z)を下ってからは石山のMz田さんのお家に寄らせて頂き、奥さんで同じく自転車部OGのKさんのおもてなしを受けました。自分ではまず作らない類のタイカレーを振舞って頂き、とても美味しかったです。ありがとうございました!

Kさん曰く「MTBというと昔はおっさん部員だけが乗っているイメージだったけど、今は乗ってる世代が若くなっていて驚いた」とのこと。時代はついに変わったんですねぇ...。今後はこの流れを自転車部のバリバリ現役世代(1,2回生)にまで浸透させたいですね。

1時間半くらい滞在させていただいた後は、普段トレーニングで使っている登り専用トレイルD(F)を経由してD(NZ)へ。D(F)ではチャレンジ登りを、D(NZ)ではチャレンジ下りのライン取りなどを、皆であーだこーだ言いながらアナリーゼを行った。

自転車部の皆とトレイルに行くと、普段のトレーニングとは正反対のゆっくりした時間が流れるのが好きだ。

3月21日にも、皆とまた走ることを確認して解散。

 

有意義な「大人の休日」感すらあった1日でした。