トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

5/3 朝ライド(M山直登林道~ATGトレイル前半~J山尾根~ATGジープ道~ATGトレイル後半~AKT前半~保津峡)

昨日の集団面接の恥ずかしい思い出を振り切るためにトレイルライドへ。

最近、悪路の登りスキルばかり鍛えているためか、登坂スキルが今のところ過去最高を更新し続けている。

M山直登林道も割りと造作なく足をつかずに登れるようになった。

そして登り返しがたくさんあるATGトレイルが、今年に入って初めて来たにも拘わらず、入り口のお地蔵さんから終盤の乗車不能のロープセクションまで、足をつかずに全ての登り返しを乗車したまま攻略することが出来た。

こんなことは初めてだった。

それまでの自分にとって、こんなことはミラクル頼みだと諦めていたのだが、最初の登りさえ上手くいけば、あとは決めたラインをしっかり辿れば無理なく登れた印象だった。

その後のJ山尾根は2年ぶりくらいに来たのだが、前より倒木が多くなってた。

A見峠を下って集落に降りてから、今日のメインディッシュでもあるATGジープ道に突入。

2014年末に大OBの方々と突っ込んだ際は、あまりの斜度に途中から自分も含め全員押した記憶のある林道。

横峰峠を足をつかずに登れるようになった今の自分なら、足をつかずに登りきれるんじゃね?と思って来たのだが...

こんな坂がずっと続いて、久しく忘れていた「車道の登り坂で心が折れる」気分を味わいました。

 

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もはやダート同然な簡易舗装の残骸に覆われた道で、しかも激斜度が延々と続き、安寧スポットなど皆無。横峰峠は、道が激しく抉れて要所要所で斜度がキツくテクニカルだが、基本的には九十九がつけられて斜度を抑えることに努められた設計だったため、頑張れば安寧スポットで呼吸を整えなおすことが出来たのだが、今回は急勾配の尾根に、僅かに蛇行する、ほとんど直登状態で道がつけられており、心臓破りもいいところだ。

後半は比較的荒れていない簡易舗装になったりするが、その代わり斜度が25%以上という風に一層凶悪化し、全く隙が無い。

ここまで自転車で登ることを拒絶した設計の林道は、MTBに乗って色んな場所を走った今までに無かった!

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後で調べたら、EX貧脚さんのHP

https://www19.atwiki.jp/mishakuji/pages/354.html

では「2.76km、449up、ピークまでの斜度18.5%」ということが分かりました。

事実上「簡易舗装の」林道ではあるが、この林道を足をつかずに登り切ることは、生身の人間には到底不可能だろう...。

敗北のプッシングだけは悔し過ぎるので、足をついても押さずに、バクつく心臓をなだめて息を整えてから再発進することを5,6回繰り返した。

久しく忘れていた、登りで心が折れそうな感触を味わいながら、ついにATG後半の入り口分岐に到着。そこからはひたすら下り。だが、ATGトレイルは倒木で以前に比べてかなり荒れていた。

その後はAKTトレイルを半分だけで帰るルートで帰京。

AKTトレイル前半にあるチャレンジ登りの2つ目は今回も失敗。今までに1度しか成功した試しが無いのが悔しい。

半分だけのショートカットコース自体は、通る人が少ないようで、これまた落葉落枝でかなり荒れていた。昨年の9月頃に走った時はノリノリだったので、一冬でこんなに荒れるんですねぇ...。

林道に出てから保津峡を流して終了。

5時40分出発で11時40分に帰ってくる、濃密な6時間サイクリングでした。

4/30 花背~佐々里~深見~栗生~裏京見

GW2日目、快晴の天気に走欲が刺激されてライドへ。

前日午後に雨が降ったので、水はけの悪いトレイルはまだウェットかと思ってオンロードへ。最近の自分は、登りのチャレンジセクションを確実に、あるいは成功率を上げてクリアしたいということに執着しているため、タイヤの食いつきが悪いウェットコンディションではトレイルに近寄らないようにしている...。

京都在住のローディーにとって、これまた黄金コースとも言える北山5峠へ、ルイガノのツアー車で行ってきた。

花背のタイムは、バス転回場から峠まで22分48秒。はじめて22分台が出せた。前回(ルイガノで24分ちょい)より成長を感じた。今日走った感じ、MTBでも頑張ればこれくらいのタイム出せそうかな、という感触を得た。部内のMTBでの最速記録と思しき結果が、スクミズさんの22分46秒(2012年12月)なので、京都にいる間にこの記録を塗り替えたいと思っている...。

その後、佐々里を超えてから美山の道の駅までが長かった。

3年前の9月の、部内の耐久ランの時に、リアのシフトワイヤー破断によりトップ縛りで走って以来だが、向かい風なのも相まって、道の駅が無限遠にあるかのように感じた。

道の駅は、GWなのもあって、オートバイとロードバイクの見本市というかお祭りかのような大混雑だった。

その後の深見峠は、5年前すなわち1回生の時に登って以来だが、案外呆気なく登り終え、あとは2週間くらい前に走ったコースを流して終了。

4/25 横峰峠~TT山

1年振り、3度目の横峰峠ダート登りチャレンジ。

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自分でもいけると思ってなかったんだけど、諸々のミラクルが重なった結果、ついにふもとから足つき0で登りきれました!

(厳密には、終盤の斜度が落ち着いたフラット区間の最後の最後に倒木があって、そこは降りざるを得なかったんだけど...)。

3年前と昨年のチャレンジでは壁のように見えた序盤~中盤の九十九は、ちゃんと突破できるラインがあって、そのラインをロックオンして一気にシャカシャカ登るのを何度も繰り返した。ドライコンディションだったのが本当に救いだった...。

2回ほど、ライン取りをミスった結果倒れそうになっても、踏ん張ったらスタンディングのまま持ち直せたのも今日のミラクルだった。

さらに、全神経を注いで登り続け、心拍が限界に近くなって集中力が切れそうになったところで束の間の癒し区間が登場したのも救いだった。

そんなこんなで横峰峠を制覇。もう登りに来る事は無いだろう...。

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その後のTT山トレイルは、ドライコンディションでリアタイヤが滑りまくり。

キツいターンが多いのと、前サスが壊れているので恐る恐る下った。

4/23 IO谷峠~セリタキヒノ

この日は3月末に残雪で撤退した林道をリベンジ。

この林道を走るのは1回生以来の5年ぶりだ。

アプローチで延々と川沿い舗装路微アップ(後半は斜度倍増)をしなくてはならずダルいというのが、近づきにくかった理由だった。

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久々に走ってみると、高度があり非常に気持ちいい上に、路面の感じなどが王滝そっくりなことに気付いた。

雪が解けてあまり日が経っていないため、ガレがキツく石の角が立っているというのがそれっぽくしている要因だと思われる。

卒業までにもう一度くらい走りたくなってしまった。

その後はIO谷峠から担いで稜線を走ってセリタキヒノにつないだ。

途中、タキから三角点のあるK山へダイレクトにつなぐルートを発見できて嬉しかった。

4/22 M山~MKゴエ

先週土曜日に右ヒザを痛めた結果、先週日曜日から今週火曜日にかけては、右足を引きずって歩く程だった。不自由なく歩ける有り難味を味わった。木曜日あたりからようやく歩行は問題なくなり、金曜には小走り程度は出来るようになった。

で、ヒザを痛めて1週間経った4/22(土)。

ヒザに負荷のかかりまくるトレイルライドなどまだ行ってはいけないのかもしれないが、快晴で最高のライド日和なので、「リハビリライド」ということで行ってしまった。

リハビリライドなので、舗装路区間は無理をせず、サイクリングペースで。

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トレイルのここぞというチャレンジ坂は通常通り、フルパワーで登ることにした。

で、リハビリライドのはずが、チャレンジ欲求に負けて初っ端からM山の激坂チャレンジ登りに挑戦。ちょっと登ったところで足をつき、スタート地点に降りるのを3回繰り返し、4回目でついに、激坂チャレンジダート坂を足をつかずに登りきれた。この機会にと、本来の目標だった、ガレガレ区間の終了地点(分岐箇所)より先の廃林道区間も、止まらずに登り続ける。1箇所、新し目の倒木があって、そこで足をついたが、そこから先の区間も、今まで乗っていけなかった箇所を2箇所、一連の流れで足をつかずに突破できるというミラクルが起こった。M山直登ルートは、途中1箇所ある突破不能な倒木さえ無くなれば、最初の激坂ガレガレ区間のスタート地点から、廃林道の崩落地点までは足をつかずにいけるということが分かった。

その後のM山のトレイルは倒木や枝がトレイル上にたくさん散乱していた。

先週の嵐で、トレイル脇にのけてあった枝なんかが一気に、掘割状のトレイルへ流れ込んだようだった。

M山トレイルを丁寧に下ってからはMKゴエ方面へ。

R162はサイクリングペースだが、とても気持ちがいい。

中川集落をショートカットするトンネルは、長くて退屈なので旧道で中川集落を通りながら行ったが、トンネルに比べて安全だし、普通は見られない林業集落の外観が、久々に通る自分には刺激的だった。

その後のMKゴエトレイルは、MKトレイル後半の分岐箇所からゴエトレイル終点まで、全ての登り返しを足をつかずにいけた。ただ、途中1箇所降りないといけない倒木があったため、厳密な足つき0での攻略とはいかなかったが。

トレイルのコンディションが最高な上に、ライン取りの精度も今日は高かった気がした。

最終的に、ヒザを痛めたことをほとんど感じないライドとなった。

すぐに快復してよかった...。

あと、この時期は新緑が本当に美しいので、晴れている休日は走らないと損だと改めて認識した。

4/15 A谷~旧花背、O見尾根

この日はサイクリング部のOBたちとM床山へ行こうとした。

が、花背峠であいにくの雨orz

今回行った面子のうち2人は王滝に出るので、雨の中だがO見尾根に行ってから帰った。

雪解けすぐだったため、O見尾根は特にガレてイカツイ石が多かった上に、当然ながらウェットで、ダウンヒルの際は緊張感があった。

久々に多人数で、あれこれ喋りながら走れてとても楽しかった!

次回は絶対、皆をM床山へ連れて行くぞー

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↑O見尾根終盤の名物、自分で勝手に「北インド区間」と呼んでいる、道が川状態セクション。

 

あと、一昨日にOH178トレイルでチャレンジ登りで失敗した際に、ヒザをハンドルバーにぶつけてしまった箇所が痛み、今日のライドで完全に痛めてしまった。足を引きずって歩く程になるとはなぁ...

 

4/14 朝舗装路ライド(花背~栗尾~京見)

京都舗装路ライドの王道コースへ。

昨年の5月に再塗装してから、街乗り以外全然乗っていないツーリング車で舗装路ライド。

京都で暮らすのもあと1年かぁと思うと、なんだかこういう舗装路ライドにも行きたくなってしまったのである。

花背峠は昨年12月の追いコンTT以来だが、MTB以外でこの峠を登るのは実に2年半ぶりくらいではないか。

結果、昨年12月にMTBで登った時より20秒以上遅く、バス転回場から峠まで24分12秒。

ドロップハンドルで登り慣れていないためか、序盤~古道橋までの急坂エリアが、MTBに比べてどうにもスピードが出ないし足が重く感じられた。

単にギアの選択をミスっているのかもしれないが、同じギアでも今の自分にとってはMTBの方が登りやすい。

それに対して、花背峠以降の微ダウン、フラット、微アップの高速感は、MTBでは味わえないものだった。

なんだか舗装路ライドの面白さにも目覚めてきた気がする...。