2/26 OH(北行)~D(B)~D(白岩)
東方面で今日はトレーニング。
OH(北行)では自分にとって最適なクロカンポジションのサドル高さが分かってきた気がした。とりあえず途中の最難セクションを足をつかずに攻略してから、そのまま足をつかずに178トレイルを繋いだ。178の最も急な上り返しも、今日みたいなドライコンディションならセンターローでモリモリ(蛇行しながら)足をつかずに登れた。
その後、神社脇のガレダート(個人的にはこのガレ具合がとても気に入っている)を経由してDの稜線へ。
シングルトラック化してからのこの道は、苔むした倒木と小川のせせらぎの感じが少し「ノースショアスタイル」なトレイルを髣髴とさせるので好きだ。
何箇所もあるチャレンジ登りを楽しみながら登って稜線に到着。
この稜線は個人的にクロカンコース的な視点でとても面白いと思うので、ここに来たらよく稜線上を往復する練習をするのだが、その折り返しポイント直前に最難セクションがある。
前輪後輪とも一直線にシビアなラインを突き抜けなければ、まず成功できない。
インナーローを発動できれば多少のごまかしは効くが、センターロー(32T×36T)の場合、とにかくこの「一直線に貫く」ことが出来なければ論外という、極めて厳しくストイックな区間だ。他にも、この坂の手前に嫌らしく触手のように広がった根っこに弾かれないようにうまく助走をつけることや、リアのトラクションも気にしなければならない。うまく全てがカチッと噛み合っていれば、何度チャレンジしても面白いようにうまくいく。しかし、ライン取りがテキトーだったり、何か一つでも疎かにしていると容易に足をつく。技術的に新しいものを含んでいるわけではないが、基礎がキッチリ出来ていなければ容赦なくやり直し。基本の復習が出来る点で、厳しくも非常にありがたいと思う坂である。
今日は「この坂だけチャレンジすれば成功するが稜線を往復する一連の流れの最後にチャレンジすると必ず失敗する」という悔しい日だった。アホのように何度も反復練習した。
その後、久々にD(B)を下って、今度は逆走してまた登った。
半分トレイル化した廃林道で、久々に登ってみても結構しんどかった。安寧スポットがあまりないのが特徴である。
その後、廃林道の終点から、未だに足をつかずに登れていないトレイルのチャレンジ登りを、これまたアホのように登りまくった。
インナーローを発動してギリギリ登れるだろう坂で、半年~1年前に自分がチャレンジしまくっていた中で平定できなかった坂である。
技術的に不可能な箇所はないのだが、根っこの配置が非常に嫌らしく、大事な時にリアが空転して足つきという事例が非常に多かった。
この坂は、京都で今まで自分が見てきた、足をつかずに登れる坂の中でも最も難しい坂であると言って良い。
以下の写真は、その中でも最難区間のものである。
20回くらいチャレンジして「もう諦めよう」と思った時に、最難区間に新しいラインを見出した。そのラインはリアが滑らない代わりにフロントが浮きやすいという欠点があったが、3度ほど攻めたところ、フロントを浮かせずについに足をつかずに登り切れた。
こういうチャレンジ登りはアホのように繰り返しまくると、途中でヒザをハンドルにぶつけたり、失敗地点からスタート地点まで降りる際に横着をして落車するジンクスがあるのだが、この時ばかりは、諦めなくて良かったと心底思った。
とりあえず足をつかずに登れることが証明できたので、次はこの坂を、廃林道終点からD(白岩)方面の最初のピークまでを足をつかずにいくことを課題としたいと思う。
その後D(白岩)に1年ぶり2度目くらいに突入。
前回探索した際は出口が分からなかったので、今回は白岩スポットの少し手前にある廃林道を下って住宅地に下りた。
2時間半くらいで帰ってくる予定が、アホのようにチャレンジ登りに入れ込んだため4時間かかった。
2/24 M山メンテ&T山林道練、コジカ
そろそろ雪も溶けただろうということでT山林道へ。
が、今回はT山林道に至るダート廃道(M山のアプローチによく用いられる)に久々に登ってみたかったので、この廃道にまず向かった。
TKPさんが主にメンテをして下さっている道なだけに、昨年10月の台風でかなり荒れただろう路面もかなり綺麗になっていた。
今回はノコギリ持参な上に、もう今後来ることがないかもしれないので、今まで気になっていた木を片っ端から処理した。
太い倒木には天然のスロープを設置。
途中で、ノコギリが金属疲労のためかポッキリと折れてしまった。
なんやかんやで2時間くらい?メンテをしながら登って林道に到着。ノコギリを挽いてばかりで走りに来たことを忘れそうになったが、ここから1.25往復のダート練。
雪溶け間もない時期らしく、崩れやすい崖が崩れている箇所が多かった。
ダートも水気を含んだ上で締りがない、かなり厄介な土質になっていた。しっとりフカフカだが泥と言う程ではない質の土で、通常より抵抗が大きくトレーニング効果マシマシだった。
日当たりが悪いところや、水場の近くなど標高が高い箇所は、しっとり粘性のある雪や溶けかけたアイスバーン状となっていた。
たぶん先週頃に来ていたら撤退が必要な状況だっただろう。
普段より負荷の大きなトレーニングを終えてからM山トレイルーコジカで帰宅。
コジカはゴミセクションのターンまではうまくいったものの、そこから一心不乱に直進すべき箇所の途中で集中力が切れ、前輪を路端の小さな切り株に引っ掛けてしまい足つき。悔しかった。
帰りはトップギアに入れると歯飛びしまくるので、チェーン伸びを疑った。明雅屋さんに寄ったところ、チェーン伸び&RDハンガーの曲がりのダブルパンチであることが発覚したため、急遽チェーン交換とRD修正を行った。
トレーニング負荷を高めるために極力インナーギアを使わないようにしたことで、2ヶ月でチェーンが伸びきるようになってしまった。
2/23 ヒノ~トモミ
この日もトレーニングライドへ。
ヒノの激坂林道は久々に足つき無しで上りきれた。やはり一番斜度がキツい箇所はインナーに入れないと登れなかった。
ヒノトレイルは雪も溶けてグッドコンディション。ただ、道が少し分かりづらかったので、途中で木を避けるライン取りで非正規ルートをとってしまい、その際に嫌らしい小枝にレーサージャージを引っ掛けて破いてしまった。
実は先日もお気に入りのジャージをコジカゴミセクションで木に引っ掛けて、肩甲骨の辺りを破いてしまったばかり。ちょっとショック。
その後、トモミトレイルに寄って終了。
特にトモミは何度も来ることによって、登りの精度が上がってきた気がする。
2/20 K見林道練-グリコ男岩コジカ
今日予定していた調査が催行者の都合で流れたのでトレーニングへ。
先週開拓したK見周辺トレーニングコースは、我ながらとても気に入っている。
・ガレガレのダート(途中、ウェットなシングルトラックセクションを含む)の登り下りを3往復
・4本目を登り、水場に寄ってからグリコー男岩トレイルでテクニカルな下りをスムーズに下る鍛錬
・最後にコジカでチャレンジ登りと快適な下り
(+今出川通りで安全に配慮したフラット巡航練)
これらをこなして下宿からドアtoドアで3時間半程度。
男岩トレイルの最後の登り返しのみインナーを発動し、後は全部、使用できるギアの下限はセンターロー(32T×36T)。
力まず、29erのホイールサイズの大きさを生かして、ちょこまかしたハンドル捌きではなく、ゆったりと流れるように下ることを特に意識するようにしている。
トレイルやダートでインナーギアを極力使わず、センターギアでモリモリ漕ぐようにしており、その影響でチェーンに今まで以上のトルクがかかるためか、チェーンにオイルを給油してからオイルが切れてカサカサになるまでの時間が短くなった。
今回は注油したての状態で走ったにも関わらず、帰りにはカサカサに。
確かにこのトレーニングコースは洗い越しセクションが何箇所かあるが、フィニッシュラインの緑にしては切れるのが今までよりかなり早くなったと思う。
今日は男岩トレイル終盤の上り返しが、比較的ドライだったため最難箇所を突破できたのに、その後のライン取りをミスって自滅的足つき。それだけが非常に悔しかった。
2/19 ヒノ~トモミ
昨日のコースをトレース。
ニノの激坂林道は、最急勾配箇所のみ今回はインナーローを発動したけど、最近のセンター縛りに慣れてきた身には違和感があるくらい軽すぎて、逆にホイールスピンして足つき。やはり前30Tのセンターギアに後40Tのローギアがあれば、うまいこと加速を使ってモリモリ登れる気がする。
トレイルは雪が溶けてきていて、昨日ほどのスノーライドという訳にはいかなかったがこれまた楽しすぎた。
その後トモミに寄って終了。
トモミトレイルの面白さに最近気がついてきた。
2/18 ヒノ~トモミ
昨日は研究室企画「京都三大ラーメンを巡る会」に参加し、三大と謳いながら4件のラーメン屋(俺のラーメンあっぱれ屋、無鉄砲本店、とうひち、山崎麺二郎)に行ったので、その分のカロリーを消費すべくライドへ。
本当はT山林道練に行こうとしたのだが京都マラソンの影響で色々とアプローチが面倒になりそうだったので、ヒノの激坂林道をセンター縛りで登るトレーニングをしてからヒノトレイルを下ることにした。
林道入り口で、朝ライドメンバーの顧問さんと邂逅した。ヒノには行かずにヨナに行かれるとのことで、ヒノにはまだ残雪があるだろうとのこと。
最近暖かく雪はもう降らないだろうと思っていたら、昨晩は冷え込んで雪が舞っていたので、ヒノへのアプローチの途中でラッセルになったら自分も大人しく引き返すことに決めた。
肝心の激坂林道センター縛りプレイは失敗。前半、2つ目の九十九を超えた先から、一旦斜度が落ち着くトラバースセクションまでの間で、勾配(&ガレ)が強まる箇所が3箇所ある。1箇所目はまだセンターロー(前32T×後36T)でもいけたのだが、残り2箇所が、ライン取り以前に自分の脚力ではどう足掻いても踏めなかった。屈辱のプッシングではあるが、高すぎるハードルのため、悪足掻きの余地も無く速やかに降伏した。前30T×後40Tだったら、自分でもいけるのだろうか...?
その後は路面に雪が積もっていたがなんとか進んでいき、林道終点は轍が掘れても地面が見えないくらいになっていた。
だが見かけに反して雪の抵抗は大きくは無く、上りもそこまで苦労せずに相変わらずセンターローで登れた。適度に締まった雪質で、最高のコンディションのスノーライドになりそうだと確信し思わずほくそ笑む。
果たして、トレイルでは楽しすぎるスノーライドを満喫できた。
誰の足も、もちろん轍も入っていない雪の上にをザクザク・モフモフとシュプールを描く。とても贅沢な時間。
たまに動物の足跡を見つけるのもいとをかし。
「ウィンタースポーツ」を楽しんでる感を京都市街近郊で味わえて最高だった。
下界に降りてから「もう1本ヒノを登って下ろうか」とも思ったが流石にそれはしんどすぎるので、帰りはトモミトレイルに寄った。
こちらは雪は積もっておらず、代わりにウェットコンディションの常時ツルツル状態だった。
リアタイヤを新品のWildGrip'Rにしたお陰で、恥ずかしい話だがトラクションコントロールの未熟さをタイヤに補ってもらう形でチャレンジ坂に取り組んだ。
こちらもセンター縛りで登ることにして、トモミトレイルの個人的な2つのチャレンジ坂(ある程度の長さでしかもインナーローを発動しても成功率は低い)に取り組んだ。結果、足をついても何度か再発進してトライしたら上りきれたので、センターギアでも無理があるという訳ではないことが分かったのが収穫だった。そのため、センターローで足をつかずに登りきれる日も近いのではないかと思えるようになった。センター縛りだと、インナーのようにシャカシャカ漕ぐというよりかは、登りに差し掛かる際に勢いをつけてその推進力を出来るだけロスなく利用したり、登っている最中の勾配の緩む箇所で容赦なくグイグイ踏んで、少しでも推進力をつけるといったテクを身に付けられるので、シンド面白いですね。
面白かったので、明日もこの2本に行くことにした。