トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

8/20 朝ライド(タキヒノ)

金曜日の時点で日曜日の分の朝ライドの告知をしたことで、内容を土曜日の朝ライドの内容と見間違えた方が続出してしまい申し訳ありませんでした!

この日(日曜日)は自分の告知でMKゴエトレイルのメンテライド...のはずが、昨日間違えて集合場所まで来られたという顧問さんが、昨日のうちに一人でMKゴエともメンテをして下さったということで、メンテライドの必要性が無くなりました(^^;

そこで、自分の企画した本隊?は、「時間が無い人向け(短い距離で終わるとは言っていない)組」ということで顧問さんが企画されたタキヨナコースに途中まで一緒に行き、途中で分かれてヒノトレイルへ行くことに。

「時間が無い人向け(短い距離で終わる)組」をicchiさんが新たに作られたりと、班が3つも出来た朝ライドでした。

途中まで、「誰が顧問さんの班に行く方で、誰が自分の組に来られる方か」全く把握出来ておらず、一人で勝手に色々混乱しておりました。

タキトレイルへのアプローチは、自分は林道の終盤から沢を担ぐルートしか知らなかったんですが、乗車と押しだけで行けるルートもあることを今日初めて知りました。沢ではヒルにやられて文字通りのヒル(蛭)クライムになりました。あと、沢を詰めたところで峠道に合流するところの道が無くなっていて、斜面の直登になっていました。ここの担ぎが、一部で土がゆるく、協力して自転車を引き上げたりしました。

久々のタキトレイルは、途中でトレイルの美しさにハッとしました。

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京都中のトレイルは鹿が下層植生を食べつくしてしまっているだけに、こんな風に下層植生が茂っているだけで、京都のトレイルらしくなく見えるものなんですね。

最後のヒノトレイルは台風の影響で倒木がチラホラと。決まって楽しい箇所に倒木があったのが残念です。あいにく自分の細いノコギリでは処理しきれない倒木が多く、メンテはあまり出来ませんでした...。クモの巣がすごく多かったので、人もあまり入っていない様子でした。

最終的に、全員で5名の本隊も無事にタキヒノトレイルを終えて解散しました。

8/19 朝ライド(M山直登林道~ATGAKTKRT(東))

個人的な西山黄金コースへ。

かねてからインフレーターをフレームに直付けできないものかと考えていたところ、「インフレーターのマウントを長いタイラップでダウンチューブに直付けすれば良い」ことに気付き、今日からそれを実践してみた。インフレーターはかさばってレーサージャージのポケットやサドルバッグに入らず、いつも渋々リュックに入れて背負うことになる原因だったので、こうすることで何も背負わず軽量化した状態でライドに行けることが分かった。あと、自転車用のちゃんとしたボトルを、スポーツバイク歴6年目にして初めて購入し、必要最小限の工具はジップロックに入れてサドルバッグに収納。トレイルライドで背中がフリーというのはかなり快適であり、この装備で、10月の松野四万十レースにも出ようと思う。

肝心の今日のライド自体は、オフロードのあらゆる要素を詰め込んだトレーニングコースとして最適だけど、いかんせんトレイルの登りも下りもヘタクソになったと痛感。

いや単純にトレイルコンディションがツルツルのウェットだったり、ATGAKTが台風で路面がかなり荒れていたということもあるけど、下りはツルツルなロックセクションにビビりまくり、台風で荒れた路面では暴れ馬に振り回される感じになって制御が利かず、さらに登りでは普段なんでもなくクリアできる根っこにあっさりリアを弾かれる...という有様。2ヶ月前のレベルに戻さなくては...

あと、テクの問題以前に、壊れた前サスが、普段以上に荒れかつウェットなATGやAKTのくだりを楽しむには無理があり過ぎる気もした。

 

色々と消化不良な感じでこの日のライドを終えた。

ドアtoドア、途中で馬堀ローソンに寄って5時間30分程度の行程だった。

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8/12-14 飯田拠点古道ライド(M坂峠、網掛峠、N野峠、小川路峠、T代峠、G楽峠、小和田駅突入)

今夏2弾目の信州ライドへ。

 

昨年の11月に、中津川駅まで輪行したにも関わらず体調不良(というかメンタルの弱さ)で挫け未遂に終わった、飯田を拠点に周囲の古道を走りまくるツアーへ1年越しでリベンジ。

昨年は中津川駅からのナイトランで、思ったより長い距離を走らされて寒い中で汗をかいてしまった反省を活かし、輪行先は道の駅最寄の中央線坂下駅をチョイス。8/11に中央線坂下駅まで輪行して、道の駅きりら坂下で仮眠してから、飯田遠征ライドが始まった。

 

[8月12日]

12日は出発直後にいきなり雨に降られ、消防団の小屋の軒下で1時間ほど雨宿り。雨が止んだところで再出発した。雨は降っていないが止んで間もない状態の山道を1000upしてM坂峠まで舗装路で登った。山に入ると降雨量は限りなく0に近いが、まるで一瞬前に雨が止んだかのような感じで湿気MAX。そういえば3年前に登った時も雨で天気悪かったな...。

先週の長野ライド以降、信州で「とりあえずMTBで1000up」を当たり前のようにこなせるようになってきた。

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<M坂峠東のトレイル>

1000upして標高1570mのM坂峠に到着。そして今回の遠征の目的である、東側のトレイルを下った。

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序盤はテクニカルなセクションが何箇所かありチャレンジ精神を刺激され、本格的な下りが始まってからは超絶ノリノリ。途中で一箇所分岐があったが、地形図から判断して下りやすそうな西側のトラバースコースを下った。

いきなりとても楽しい500downで最高だった。

下ったら晴れてきたので、さらにやる気が出る。

 

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<網掛峠>

お次はM坂峠に続く旧東山道の網掛峠へ。

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入口が若干分かりづらかったが、沢を渡って担ぎ開始。

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軽量化した装備とはいえ、野宿道具を詰めた小ザックはやはり軽くはなく、担ぎはかなりしんどく感じられた。京都でなら、頑張って乗車したまま登れるような、長めで勾配がキツ過ぎない絶好のチャレンジ坂も、この重さの物を背負って登ろうとすると体力の消耗が尋常でないので、悔しいがプッシングで登った。

7月に全然乗ってなかったので明らかに体力が落ちてて、後半は担ぎすらしんどく押してばかりだった。

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網掛峠は思ったよりしっとりと雰囲気が良い峠で、それを反対側のトレイルで下って(せいぜい100downくらいか?)舗装路に合流してから昼神方面へ。

 

<N野峠>

清内路集落から今度はN野峠を目指す。

道中で国道の旧道としてものすごい掘割を見つけた。

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事前情報無くこういうものを見つけてしまうと思わず興奮してしまう。

 

 

N野峠は、峠の近くまで舗装林道が伸びていたが、1.5kmのトレイルの登りが非常に辛かった。古道なので勾配もキツ過ぎる訳ではなく、単純に体力無くてバテてるからですが。

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そしてこの峠の雰囲気が最高で、飯田山本の市街地だけでなく中央アルプス方面を一望できた。

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さらに、この東側の下りが、あまりの走りやすさと楽しさに驚愕でした。

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これで計3本の古道トレイルに行ってから、今回の遠征初の試みとして、明日の拠点となる飯田のビジネスホテル兼温泉へチェックイン。

飯田市街は道の駅が無く野宿しにくいのと、荷物を預かってくれる環境が欲しいということが、ビジネスホテルを選んだ理由である。

長野ライドに行った時は、駐車場を拠点として車の中に不要な装備を全部放りこみ、普段の京都でのライド装備+多めの水だけで、スケールの大きな信州トレイルライドを楽しめた。拠点を設けてそこに荷物をデポって軽量化することで一層攻めた行程を遠征先でこなせることに気づいたので、今回はこういう手法をとってみた。

ビジネスホテルの自室で過ごす自由な時間は大好きなので、寛いでこの日は終了。

 

[8月13日]

朝6時出発で、いらない装備をデカいY'sRoadの袋に詰めてチェックアウト際にフロントに預け、いざ出発。

まずは南下してまた「とりあえず1000up」して、標高1642mの国道分断区間の小川路峠を目指す。

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<小川路峠>

この峠は国道256号の分断区間で、3年前の11月にシクロ+ザックのフル装ツーリングスタイルで東から西へ担ぎ越えたことがあった。が、MTBの機動性を味わった今は、このトレイルを乗って下りたいということで今回の行程に入れた。

標高1200mくらいから車道区間が終わりトレイルの押し担ぎになる。途中からガスガスで止まると寒かった。

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勾配は緩いので、押しだけでかなりの区間をいけた。

そして9時50分頃に峠に到着し、遠山郷側へダウンヒル

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濡れた落ち葉が滑りやすかったが、タイトなつづらをホイールを滑らせながら下り、乗車率100%近くで林道伊藤線へ合流。以前はふもとからこの林道を登ってきたのだが、今回はこれをただ下るのもなァということで、トレイルの林道分断区間(この区間も国道256号である)を下ることにした。

この分断区間は乗車率10%程度に荒れており、トゲのある植物が茂るヤブ漕ぎなど不快な区間が多かった。

終盤で若干グダグダ感あった状態で小川路峠越えwithMTBは終了。

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<T代峠>

遠山郷の少し北の集落を500upした標高1200mの場所に、小嵐神社という山奥の神社があり、実はそこから、地形図にも載っていないT代峠越え(千遠線)という古道がある。小嵐神社から250upほど担いだ、標高1450mほどの場所に峠があり、そこから万古(ま●こではなく、ばんこと読むらしい)渓谷の唐沢の滝付近まで延々斜面をトラバースする古道である。

小嵐神社は立地的に興味があるし、そのはるか北にあるように感じられる、奥山の滝に抜けられる古道というのは、自分の興味をかき立てるのに十分だった。

ふもとの集落から小嵐神社に向けて、完全1車線の林道(しかも割りとすぐにダート化)を500up。集落が終わったあたりから全く予告無くダートになったけど、これがふもとの集落で案内のあった、神社への車道ルートである。

この登りで500upがさほど苦痛でないと感じられたことに成長を感じた。

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小嵐神社をスピードお参りしてから、いざT代峠へ。

入り口には「T代峠入り口」という看板があるが、登ってみると心細い山道が続く。

が、テープもたくさんあって踏み跡も割りとハッキリしているので迷うことはなかった。

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途中で尾根に乗る箇所が小嵐峠で、そこで休憩しようとしたら大量のアブの襲来に遭ったので休憩も地図読みもろくに出来ないまま先を急ぐことに。

小嵐峠から先は斜面のトラバース区間が続くが、一部区間は乗車できた。

そして13時40分くらいにT代峠に到着。

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標高は1460mくらいか。

峠には自分が上ってきた南側とは反対側からカウントした三十三番目の観音様像が。

そういえば小嵐神社から峠までの区間で、古道らしい構造物は一つも無かったな。

この峠の北側は、千代などの集落の方々が、埋没した三十三観音を探して設置をされたという情報と、8-9年前の情報にはなるが、T代側の集落の方々と遠山郷側の集落の方々が峠で落ち合って峠でBBQをした情報などをネットで発見していた。しかもこの交流会には子供も参加していたようで、そうした情報を総合して「峠の北側は観音様像が区間ごとに設置される力の入れようで、しかも子供も来れるコース→情報の少ない南側の道よりも歩きやすいのでは?」という推測を立てていたので、峠に到着した時点でかなりホッとしていた。

が、この 推測は大いに甘かった。

峠の北側も斜面を延々と4kmほど、細かい山襞に合わせてトラバースし続けるのだが...

山襞を巻くたびに遭遇する谷(専門用語で言うと一次谷やゼロ次谷)で道が悉く崩落しており、危険箇所のオンパレードだった。

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足場がザラザラ過ぎて、設置してあるロープ無しには攻略不可能な箇所も多く、しかも一箇所はつり橋が掛けてあったが、足元の丸太が背筋が凍りそうなミシミシ音を立て、少し死を意識した程だった。

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既に引き返すのも困難なところまできていたので、「折れて真下に落ちたらそれまでの運だったということで」と覚悟して突破。

こうしたロープセクションを攻略する上で29erのMTBは当然ながら大きな障害となる。ザラザラな足場に流されそうになり、歩みを速めて突破したい中でMTBがロープに引っ掛かって動けなかったりという局面もあったが、ヤケクソモードで乗り切った。

正直なところ、「自分は自転車に乗れない登山道の担ぎは好きではない/向いていない」と2年前に悟ってから、こうしたエクストリーム度の高い担ぎシチュエーションには身を投じないライドや遠征に出掛けていたが、誰も助けに来なさそうな深山の一本道の古道で、しかもソロというシチュエーションなので、予期せずヤケクソモードを解禁することになった。

延々4kmのトラバースは地獄だった。

8-9年前の情報は、あくまで整備し立ての頃の情報であり、こんな僻地の古道であるから通る人も少なくまたしても廃道になりかけというのが、この道の現状だった。

終盤、山の斜面からようやく離れて尾根に乗れた時は心底ホッとした。

尾根の下りはちゃんとMTBに乗れて、ようやく千遠林道に復帰。15時40分くらい。

2時間もかかったのか...。

こんな経験はもうお腹いっぱいだ...。

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 看板の「'気をつけて'お楽しみ下さい」は決して社交辞礼的なレベルを逸脱しているのが現状です。

 

あとは全舗装の千遠林道を流して飯田のビジホに帰還。

預けていた荷物を回収して風呂に入り、3年前に朝飯を食ったココスで夕飯を食い、それから15kmナイトランで飯田南方の道の駅下條で泊まった。

 

[8月14日]

この日は最終日だが、朝イチにどうしても行きたかったG楽峠に朝ライドに行くことにした。

展望台からの眺望が美しく、しかもきちんと整備された古道が峠の北側にあるということで、「舗装路を登り、展望台から眺望を楽しみ、峠で古道に乗って登り始めた箇所まで400downする」という計画だ。

昨日までは飯田のビジホが拠点だったが、この日の朝は道の駅下條が拠点だ。

いらない荷物を袋詰めして物陰に隠し、いざ朝ライドへ。

この遠征では、「現地に荷物をデポり、地元での日々のライドに近い軽装で周辺の峠道を攻める」スタイルが自分の中に確固たるものとして確立されたのが収穫だった。

軽装だと、手持ちのEvocのMTBツーリング用ザックのヘルメットホルダーにヘルメットを入れられる(ザックがパンパンだとホルダーに入らない)ので、登りでメットが汗まみれになることが無いのも良い。

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展望台からの景色を楽しみ、峠に入ってからの古道の下りは格別だった。

昨日にエクストリームな経験をしただけに、この古道は高速道路規模だった。

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33観音を横目に拝みながら乗車率100%で下り切り、道の駅で荷物を回収してから最終ゴールの小和田駅方面へ。

それにしても国道151号はアップダウン地獄で参った。あらゆる乗り物の中で自転車が一番苦手とするタイプの道だった。アップダウンまみれな上に交通量が多いが、広い歩道の恩恵に預かれたのが幸いだった。

途中で天龍川沿いの長野県道1(!)号に降りてから、これまた秘境駅中井侍駅付近で林道を登り(入り口がすごい狭隘路だった)、小和田駅の入り口までひた走る。

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すごい急斜面に集落があるのは四国を髣髴とさせる。

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400upくらいはして山肌を巻きまくり、静岡県に入ってしまい、「本当にこんな場所から駅に降りれるんかいな?」と心細くなってしまうような山奥を走り、塩沢集落手前で小和田駅前から伸びる一本道をようやく発見。

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コンクリで簡易舗装された全舗装トレイルで、3年前に小和田駅からこの道を自転車を担いで「脱出」した経験がある。

その時の記憶では、「シクロでも下れるレベルかな」という感じで、3年経った今度はMTBで「突入」して、オーバーキルレベルに楽しもうという魂胆である。

 

が、実際に下ってみると...

MTBじゃないと話しにならない」レベルに苔むして急勾配な舗装で、しかも階段連発×スイッチバックという鬼畜区間もあって、MTBでようやく勝負になるレベルでした。

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予想以上に悪い道路状況に驚愕に思わず悪態をつきつつも始終ニコニコしながら下っていると、終盤で一箇所、斜面をへつる橋が落橋した箇所で、迂回区間として本物の「トレイル」に誘導されるという、思わず笑ってしまう展開に。いやいや、これが現役の駅に向かう唯一の道だと言われたら誰しも驚愕しますよ。

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3年前に脱出した時以上に刺激的な体験をして、小和田駅に無事「突入」。

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あとは飯田線に揺られて帰りました...が、18切符シーズンの休日ということで、席が全部埋まるくらいに人がいましたとさ。

 

 

8/11 朝ライド(M山メンテ)

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一見長野ライドの写真と見せかけて京都のM山トレイルの写真です。

 

この日は朝ライドの方々とM山へ。

最近行けていなかったM山の下りはさぞ荒れているだろうということでメンテライド。

直登林道は、麓からの足つき0チャレンジが出来ないような大きな倒木が幾つかあり、自分が京都にいる間はもうチャレンジできないのではないかと心配になった。

そしてM山のトレイルヘッドから先は案の定倒木だらけ。TKPさんとmineさんの強力なノコギリ+朝ライドのメンバーである大の男たちの力を以ってすれば、一人では到底動かせない倒木を移動させたり、見ただけで萎えるような、幾つもの木が折り重なった場所を、まるで複雑に絡んだ糸をほどくような感じで処理できる。

全く当たり前なことだけど、こうして、力を合わせて重いものを移動させられるところに、人間を他の動物とは異なり人間たら使めているものを再確認した。

ライド自体は倒木で止まってばかりだったけど、自分も微力ながらトレイル掃除に参加出来て満足。

というか雨上がりかつサスが壊れてリバウンド最速状態のM山の下りは、ツルツルの根っこが恐怖心を掻き立てるレベルだった。単純に、7月に全然MTBに乗ってなくてヘタになったというのもあるけど...。

結局恐る恐るへっぴり腰で下り、1回の滑落を経験した上、終盤のチャレンジセクションであるクランク岩も失敗。

 下った自販機で解散。

 

ここ数日コロコロと変わる天気予報の中で、比較的天気が安定すると思われたこの日の夕方から、信州飯田へとMTB遠征に行くことにしたので、帰宅後は準備をして、17時台の電車で中津川駅へと向かった。

8/5-6 長野ライド(安曇野国営公園MTBパーク、松本周辺)

8/5-6で、朝ライドの方々に混じって、TKPさんと長野のGa9さんの企画された長野ライドにお邪魔させていただきました。

mizoさんのバンに今年も乗せていただき、現地ではGa9さんやSu-さんの案内のもとで、標高2000m手前からのダウンヒルやバイクパークを含む、非常に快適なライドを楽しめました!

また、5日の昼はパンプトラック修行と国営のMTBパークのトレイルライド、そして夜は橋の下でのキャンプで、朝ライドの方々と野宿というのが新鮮で面白かったです。

スケールの大きなトレイルライドを楽しみつつ、久々に一緒に走った朝ライドの方々や長野、愛知の皆さんの自転車や乗車スタイルにも色々と刺激を受けることができ、とても有意義な時間を過ごせました。

ただ、2000upの序盤の広域農道?の登りで、完全に体力が落ちてることに気付き、「本当にこんな状態で尾根まで登れるのか...?」と心配してしまうくらいしんどかったです。就活中よりも就活後の方が体力が落ちているとはこれ如何に。夏休み中に体力を取り戻さねば...。

というかIdoさんやH江さん(往復80km自転車通勤には驚愕しました!)、TKPさんなど、フルサスなのになんであんなに舗装路の登りが速いんですか...!?フルサスで登りが速くては、ハードテイルの存在意義が無くなってしまうじゃないですか(笑)!フルサス=登りが苦手という固定観念は、「ライダーの体力でどうにでもカバーできる」という現実によって、完全にぶち壊されました。その中でも、ガチエンデューロの格好&フルフェイスのメットをザックに外付けした状態で舗装路の登りをガンガンこなし、下りは曲乗りを交えながらあっという間に姿が見えなくなるIdoさんは強烈な印象でした。これで「最近は専らランニングをしていて自転車にはあまり乗っていない」と仰るのでたまげました。自分もIdoさんのようにずっとアグレッシブでいたいなぁと思いました。

 

ちなみに帰りは中央自動車道が飯田山本で通行止めになりました。長大な神坂トンネル&恵那山トンネルの下道迂回路ナビゲートを担当した自分が、携帯していたバイブルこと「関東甲信越ツーリングマップル2012」を参考に「高規格で走りやすい」とドヤ顔で太鼓判を押したコースが、途中で街灯も無い1車線の沢沿いの酷道になり、もはや笑うしかありませんでした。そんな真っ暗な酷道ハイエースで疾走するmizoさんのハンドル捌きは圧巻でした...。

すいませんでした!

 

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7/27 夕ライド(DMJ NZコース)

半年ぶりくらいに旧ホームコースへ。

半年間も行かなかったのは、このコースは冬や春の北山のトレイルに行けない時に行くためのものだという風に認識が変わったからであり、雪が無い季節は北山や西山にガンガン行くようにしていたからである。

今はちょうど体力が落ちているので、ドアtoドアで1時間10分くらいのトレイルは有難いということで旧ホームコースへ。

中越えの舗装路は心肺と脚力が弱っていることを実感。

その後のトレイルは、サスのリバウンドが最速なため、このトレイルの名物のガタガタロッキーセクションや根っこセクションで思ったような走りが出来ず、グダグダだった。

とにかく振動が少ないルートを選ばなければならないので、自ずと目線が間近になってしまう。

目線をなるべく遠めにしないと、ハイカーさんがいるかどうか分からないので、目線を遠くにしようと努めつつ路面のギャップに気をつける...という風に、心休まらない緊張の連続だった。旧ホームコースだが難易度倍増。

 

ただ、半年間の成長か、今まで気付かなかった最速ラインというか衝撃が少ないラインを至る所ですぐに発見出来るようになったのを実感できた。

 

うーん、でも今の壊れたサスではこのコースは面白くないなぁ...。

7/22 夕ライド(ゴエ)

MTBに乗ることから最近距離を置いていた感が否めず、リハビリも兼ねてゴエトレイルへ。

ゴエトレイルは、5月末頃、就活終盤で色々と気分が滅入っていた時に、久々にリハビリを兼ねて行ったら精神衛生にとても良かったという思い出がある。

2ヶ月くらい前のことか...。

あの時は就活のストレスのはけ口としてMTBに乗り、内々定をゲットしてからしばらくはモチベがあって乗っていたけど、梅雨空で物理的にMTBと距離を置く期間が続いてから、そのうちに精神的にも距離が出来てしまったようだ。

とにかく、2ヶ月前にゴエトレイルに行った時は、2週間MTBに乗っていなかったにしてはかなり乗れていたのだが、それに対してこの日はアプローチのガレ林道では足をついてしまうし、思ったよりも登りが長くしんどく感じられ、体がかなりなまっていると感じた。

あと、麓のコンビニで菓子パンで腹ごしらえしてすぐ登ったので、気分も優れなかった。前回のヒノトレイルの時ほどではないが、幾分気持ち悪い感じだった...。

肝心のゴエトレイルは、前回に来たときの倒木がそのまま残っていた。ノコギリを発動したが、思ったより太く、また一人では叶わない相手だったので、途中で諦めた。

チャレンジ登りもふるわず足をつき、かなり体がなまったなーと危機感を持った。

だけど、今までみたいにガツガツ乗りたいとは思わないんだよなぁ...。

蒸し暑いのが、乗りたい気分を殺ぐ大きな原因かも。

昨年の今頃も、そんなに乗れてなかったみたいだし。

Blogでライド記録をつけてると、こういう昨年の傾向が分かるのが便利だ。

 

体力やライドスキルがなまってしまったが、これからもボチボチ乗ろうと思います...。

てかゴエトレイルの直後にヒノトレイルに行っていた、数ヶ月前の自分の体力は何だったのか感があって、割と愕然としてます....。