トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

10/4 T山林道ダート練

この日はT山林道へダート練へ。

登り(6.4km560up)が、今回もタイムを計ったら、10日前のタイムから2分も縮まって30分40~42秒(誤差があるのはストップウォッチを止めるのに手こずったため)に。

前回登った時は下見ということもあって、どこで思い切り踏んで大丈夫なのかよく分からないまま登ったので、今回の方がより自分の限界に近づけた自信があるヒルクライムだったけど、こんな短期間で2分も縮まることなんてあるのか...?と、疑問に感じ、タイム計測をしたスマホのストップウォッチ機能の誤作動をまず疑った。以前、山中越のタイムを計る際に、ストップウォッチ機能を作動させたスマホをジャージの背中ポケットに押し込んだ際に画面が変に操作されて、10分ほどタイム計測が中断されてしまったことがあるので、その類かなーと思っていた。だが、実はヒルクライムスタート直前に明雅屋さんの松永さんからのライン電話を受け取って話をしていたので、その通話終了時間の記録と、ゴールした時の時間の差を取って計算すると、やはり登った時間は30分40秒台ということで間違いなさそうだった。

100%正しい記録という訳ではないが、とりあえず自己ベスト大幅更新に喜んでおく。

というかステムにスマホを装着できる台座や、はたまたストップウォッチ機能のある腕時計をしていれば、こんな物議を醸すことにならないのになーと思った。スマホのストップウォッチを起動させてジャージの背中ポケットに押し込んで、登ってゴールしたらまた取り出してストップさせる、という流れの中では、どうしても誤作動してしまう可能性を排除できないのが苦しい点だった。

その後稜線のダートを走って、M山トレイルを下って終了。

 

参考までに、9月30日のIO谷峠の登りと、今回10月4日のT山林道の登りの結果を、ヒルクライム計算(http://www.electricsheep.co.jp/hc/)で計算して比較してみた。

自転車のスペックについては、普段全然気にしたことが無いので入力に手間取ったが、とりあえず自転車重量はvitalMTBのサイトでScottScale940/2013のプロフィールでは参考重量11.6kgなので、サドルバッグやスマホなど合わせて13kgとした。9月30日はボトルに半分くらい水を入れて登ったので13.5kgに。あと、転がり抵抗係数はロードタイヤで0.005前後、MTBスリックタイヤで0.008前後らしいので、前後ともブロックタイヤ補正をかけて0.012にしてみた。CdAは適当なサイトからMTBの場合は0.47㎡らしいという情報を掴んだのでその値で入力。タイヤ周長は29er2.3の場合で入力(本当は前タイヤの太さ2.4、後タイヤの太さ2.1)。

結果は以下のように。

 

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ちなみに、7月1日の自転車部の花背峠ヒルクライムの時の結果を計算すると、以下のような感じに。

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花背の時はサドルバッグも水も無しだったので自転車+装備を12kgにして計算した。

こうしてみると、川沿い微アップセクションをほとんど経ずにいきなり一定の斜度の登りになり、しかも路面はずっと綺麗なアスファルト舗装な花背ヒルクライムの結果が、平均出力と出力体重比の値が大きくなることが分かった。

IO谷峠、T山林道はともに川沿いアップセクションが長く、斜度が安定(緩やかとは言っていない)した登りになるまでに時間がかかりギアチェンジが多いことや、路面が荒れて堆積物もあるコンクリート舗装であることなど(IO谷峠に至っては終盤はダート化)から、平均出力や出力体重比が花背の結果に比べて小さくなった。しんどさはこっちの方が上回る気がするんですがね...。路面の素材による抵抗の違いなんかも、転がり抵抗係数によって表現できるんですかね?

一応、IO谷峠でのタイヤ転がり抵抗係数を0.015、T山林道でのタイヤ転がり抵抗係数を0.014にして再度計算してみた。

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IO谷峠はそこそこ大きな変化がみられたけど、T山林道は大して変わりませんね。

正直、自転車重量とか転がり抵抗とかCdAとか、自分の場合の値をキッチリと計った値では無いので、これ以上こねくり回しても無駄かなと思ったので、データ解析はこれくらいにしときます。

 

今回は珍しく出力計算なんかもしてみたライドでした。