9/3-5 乗鞍・濁河ツーリング
今夏の信州遠征第4弾として、9/3-5で乗鞍・濁河方面にツーリングに行ってきました。
超王道舗装路ツーリングで、今回は昨春モロッコツーリング以来、ツアーはご無沙汰なルイガノに乗って出掛けた。
4年前に乗鞍に行った際はガッスガスで展望は1mmも無かったので、リベンジする機会を窺っていたら4年も経ってしまった。
その南にある濁河峠とその一帯は、岐阜県内の道ながら標高1900mに迫る高所の道であり、いつか行きたいと思っていた。
9/3に18切符5回目を使って松本まで輪行。思えば、さらの状態の18切符を買って一人で5回分使い切る経験は初めてだった。
ナイトランして道の駅「風穴の里」で泊まる予定が、その6km手前に「村の駅」という名前で道の駅と等価な機能を持つ施設を見つけたので、そこで野宿した。
9/4は曇りの状態で上高地乗鞍スーパー林道A区間で白樺峠を越えてから乗鞍スカイラインへ。
畳平へのバス発着所のあるビジターセンターではローディーを何名か見かけ、王道のヒルクライムコースに自分はいることを認識。
そこからの1300upは、自分としてはとても有意義な時間だった。
体力も経験も、4年前と比べ物にならないくらいグレードアップしており余裕がある。
景色とペダリングの両方を楽しむ余裕を持っている。
今の自分がそんな境地にあることに気付けた。というか、走りこんでいる一般的なサイクリング部員ならば、部員として脂の乗った2-3年生の時点でこの境地に達しているので、現役時代の自分がいかに舗装路のヒルクライムについて軟弱だったかをヒシヒシと感じた。あの時もっと走りこんで、今の自分くらい余裕を持ってヒルクライム出来ていれば、見える景色ももう少し違っていたんじゃないかな...と。
まあ過去の回想はともかく、「全てをコントロール下に置けている」状態で県境に到着。
そこで、ろんぐらいだぁすの制作チームの一人でいらっしゃるAyaneさんに偶然お会いした。ろんぐらいだぁすは全然読まなかったので作品についてはお話が出来なかったが、なんと九州からはるばる乗鞍に登りに来られたそうである。他にも、京都から輪行して来られた75歳(!)のローディーの方とも色々とお話が出来て、有意義な時間を県境で過ごせました。
あとは恍惚のダウンヒル。
岐阜側は晴れており、下りきってR151をブンブン回して高山まで着いたら普通に暑かった。
時間はまだ14時過ぎで、安い銭湯で汗を流してから高山市街を観光。
4度目の高山で初めて観光をした。
夕飯は「ちとせ」で焼きそばの定食の大盛りを注文。
想像以上のボリュームの焼きそばがデンと置かれた。2ヶ月前の自分だったら青ざめていただろうが、自転車に乗りまくってツアー腹になっているので「ほう...」と感嘆する余裕さえ見せながら完食できた。
あとは18時過ぎの夕暮れの中で「道の駅ひだ朝日村」までナイトランして終了。
9/5は快晴の中、ツーリングマップル上の鈴蘭峠(本当はそんな物は無く、代わりに展望台があった)を越えてから御岳パノラマラインを走り、開田高原を走って木曽福島から帰りました。ほとんど人と会わないor喋らない状態で快晴のスカイラインを走り、書く事はほとんど無いが最高でした。
2泊3日のこのツーリングを通して、ドロップハンドルのツアー車で遠征するのもまた楽しいなと感じました。MTBだけでなく、もっとこの自転車にも乗ってやらねば...
おまけ。
真っ直ぐ行ったら茂みなんですが...。