トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

9/2 朝ライド(S敷ヶ岳作業用林道ピストン、F見坂チャレンジ、E坂峠~MKゴエ)

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この日は大森集落周辺の登りチャレンジ坂群へ最終チャレンジを仕掛けに出掛けた。

途中で見た景色が秋っぽかったのでパシャリ。

 

前回のチャレンジhttp://xalakawa.hatenablog.com/entry/2017/06/20/220826ではボコボコにされたS敷ヶ岳作業用林道とF見坂へリベンジをするのが目的でもある。

 

[S敷ヶ岳作業用林道]

H谷林道を150upくらいしたところに分岐があるが、写真において左の本線と比べて、右の作業用林道は入り口から壁のような斜度であることが写真からお分かりいただけると思う。

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前回チャレンジした時は、この入り口すら足をつかずに登ることが出来ず敗退したが、今回は何回かチャレンジした結果、小鹿のようにプルプルしながらもなんとか足をつかずに入り口は突破できた。が、その先に1本の倒木が...。

倒木を越えてからも気が抜けない登りが続くが、乗車不可能というレベルではない。

最終的に倒木から先は1箇所、再発進不可能な場所で足をついて20mほど押した以外は、どのセクションも足をついても何度かチャレンジしたら乗っていけた。

終点の反射板まで着いてからまた来た道を降りる。

この林道自体は250upくらいで稜線まで上れて、最初の1本の倒木さえ無ければチャレンジ坂林道としてかなり価値があると思う。が、この日のチャレンジで、この林道を入り口から足つき0で登りきるのは、現実的に可能な範囲だが非常に難しいという感触を得た。足つき0で登り切ることの難しさで言えば、京都でも最難クラスの林道であろう。

今回敗退したがあまり悔しくは無く、たぶんもう挑戦には来ないと思う...。

 

[F見坂]

お次は前回仕留め損ねたF見坂へ。

この坂は距離は短いが最急勾配区間のライン取りが難しい。

写真は、最急勾配区間を上から見下ろしたものだが、これでは難しさは全然伝わらないだろう...

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ダート区間入り口から登りチャレンジスタートだが、失敗の連続。

6回目くらいで最急勾配区間を突破し、浮かれていたら、峠直前の最後の九十九のカーブでホイールを石に取られてあっという間に足つき。

チャレンジ坂を登り続けて「あとちょっとで足つき0で登りきれる」という状態から、足をついてしまうまでの間はほんの一瞬の出来事だ。

数分、数十秒前まで全力で頑張ってきた自分の今までの努力が一瞬で水の泡になってしまう、まさに紙一重の世界であることをいつも思い知らされる。

こういう、「あとちょっとで足をつかずに登りきれる」ところで「あ、うわぁーーー」と思わず声を上げて足をついてしまったら、いつも一瞬で地面を蹴ってペダリングを再開し、何事もなかったのように漕ぎ始める。状況を受け入れたくないのと、あまりに一瞬の出来事なので混乱しているというのもある。そして、漕ぐごとに、チャレンジに失敗したことを噛み締め始めるのである。

チャレンジ坂の終点直前で足をつくことは少なくなく、後悔も非常に大きい。

この日も、「最後こそ肝心だぞー、しかも大き目の石がゴロゴロしてる路面のヘアピンなんて前輪を掬われてバランス崩しやすいから超注意だぞー」と思ってた矢先に、まさに思ってた通りにバランスを崩してしまったのだから悔しすぎる。

てか29erのようにホイールが大径になるほど、小回りが利きにくくなるから、こういうガレた路面のヘアピンターンでは倒れやすくなるのでは...とも思った。

これを「ほぼチャレンジ成功」として逃げようかとも思ったけど、今年の2月くらいにOHトレイルの鉄塔~山頂までのチャレンジ登りで、山頂直前で足をついてもめげずにトライし直して遂にチャレンジを成功させた当時の自分に向ける顔が無いということで、トライし直した。

で、9回目くらいのチャレンジで、ようやくF見坂大森側のチャレンジを成功させた。

距離は短いにも関わらず、T呑峠大森側のチャレンジ並みにハードだった...。

その後はE坂峠(大森側のトレイル区間は前回来たときよりも乗りやすくなっていた)からMKゴエへ。

先々週に顧問さんがメンテしてくださったMKトレイルは走りやすかった。

後半の分岐から先のチャレンジ区間からは荒れ始め、特にゴエトレイルは最近入る人が少ないのか、荒れ放題な感じだった。

またメンテライドに来なくては...。

そうそう、ゴエトレイルでは、2つ目のチャレンジ坂を終えた先の束の間の下りで、アイウェアから見えなかった(正確には認識が遅れた)、トレイルに張り出た長い枯れ枝にぶつかって、その反動で明後日の方向に軌道変更しトレイル脇の木に正面衝突した。

メットをしていたのが幸いだった。

最近はトレイルでは「路面情報を最大限得たい」ということで、視界が暗くなるアイウェアはせずに下っていたが、この日はクモの巣が多すぎたのでアイウェアをしてみようかと思い立った矢先だった。

荒れたトレイルを走るにはやはり肉眼で慎重に下るべきだった。

 

MKトレイルではパンクもしたし、この日のライドの後半はちょっとグダグダな感じだった。色々反省。