トレイルライド日記

元・京都の某大学理系院生で、2018春から関東でサラリーマンをやっておりますMTB好きの生活記録です。MTBは29erのXCバイク(Scott Scale 940 2013)しか持っていません。理系で院まで進んだのに実生活では数値管理意識が乏しく、横着さも祟った自業自得なメカトラに苦しむこともしばしばです。MTBはメカいじりよりも、乗り倒すことが好きです。体育会サイクリング部出身で、色々なトレイルやオフロードに遠征に行くのが好きです。

8/22~8/28 MTBツーリング#4[信州強化ソロ合宿] 1日目(長野~湯沢林道~山田入林道~r66~金倉林道~小布施)

今夏3弾目の信州遠征は、1週間レベルの長期間のMTBツーリング形式。

荷物量が多くなり過ぎて愛用のEvocのザックには入りきらないので、今回は初めて、バイクパッキングギア大手であるBlackBurn社のシートパックを初導入。シートポストとの固定ベルトが貧弱なマジックテープ×2で、付けてみただけで「これ本当にオフロード走行の揺さぶりに耐えられるのか?」と不安になり、ツーリング中はシートパックな最適なポジション出し(?)のために色々と試行錯誤した。

 

8月22日に18切符で長野まで輪行

長野駅に夕方19時過ぎに到着し、スーパーで買出しをしたら3500円くらいになって驚愕。その日の夕飯も、明日の行動食も買いすぎ状態で、何も考えずに買って重量化してしまった自分に嫌気が差す。しかも雨が降ってきたので夜の公園の東屋に逃げ込み、惨めに夕飯をヤケ食いした。

翌23日、ツーリング1日目。

天気予報では晴れのはずが曇り時々雨。

重量化した状態で須坂方面に登っていると「こんなんで一発目ダート800upなんぞ出来ないぞ」というくらいしんどくなった。

予定では林道群を回ってから、この日のうちに野尻湖近くの道の駅まで行く予定だったが、そんなの無理だと気付き始めたので、前回の信州ライドで身につけた「拠点を設けて軽量化し、後で戻ってきて荷物を回収する」スタイルをとることに決定。夜は小布施の道の駅に泊まることにした。

須坂のセブンイレブンを日中の拠点に定め、「お店の裏側に荷物を置かせてください、夕方には取りに戻ってきますから」と説明したところ、店長さんと思しき方が店内に預かって下さった。ホントありがとうございます!

重量化してしまった余分な行動食やシュラフなどを預け、言い訳できないくらい軽量化してからいざ林道ライドへ。

 

[湯沢林道]

一気に標高1800m台の稜線まで登る林道である。

2年前の9月にシクロで下って、序盤の砂利深さにかなり苦戦した覚えがある。しかもその時は部の共同装備のテントのポールをキャリアに外付けしていたら、このダートで落として失くしてしまったという苦い思いでもある林道である。

ダート区間は800upほどだが、今回は29erMTBのメリットを遺憾なく発揮し、一切押すこと無く登ってしまうことが狙いだった。

f:id:xalakawa:20170916141341j:plain

f:id:xalakawa:20170916141726j:plain

目論見は的中し、砂利深くなったり水みちが出来て荒れた箇所も、29erならスイスイ進むことが出来て思わずガッツポーズしたくなるくらいだった。

軽量化も相俟って、ダート800upは想像以上にあっさり終わった。

がしかし、稜線は雨...。

当然寒い訳だが、休憩を入れずに漕ぎ続ければ寒さはごまかせるので稜線をかっ飛ばす。

一瞬、毛無峠にも立ち寄った(通算5回目)。

f:id:xalakawa:20170916140905j:plain

万座スカイラインをアップダウンし、標高1900mを掠めて少し下った辺りでお次の山田入林道へ。湯沢林道とは違い廃道化したガラガラの林道な上に、地形図を見ただけで行きたくなるような高密度の九十九の線形は、実際に見てみると格別だった。

f:id:xalakawa:20170916141746j:plain

f:id:xalakawa:20170916140938j:plain

f:id:xalakawa:20170916141003j:plain

幾つもの立派な砂防ダムが、荒廃した道の傍に佇んでいる。世紀末廃林道といった感じだった。

雨脚も強まり、ガレもひどく、シクロで来ていたら一瞬で心が折られそうな感じだったが、今の自分が跨っているのは太さ2.4のタイヤを付けた29erのMTBだ。怖気づくことは一切無い。こうした悪条件下でのMTBの安定性は抜群で、孤独な一本道の廃林道のダウンヒルも、半ばトランス状態に入りながらブッ飛ばして下った。

下りきったところで見つけた、七味温泉のバス停の小屋で雨宿り。途端に寒気が襲ってきたので、持っていた唯一の防寒着であるゴアカッパを着る。

「雨止まなかったら、もうショートカットしてここから下って須坂のコンビニまで行くか?」とか「いやいや、下るにしても寒すぎてヤバいだろう」とか思ってたら、30分くらいしたところでなんと晴れた。

雨宿りが実った嬉しさに、その後のr66のヒルクライムも楽しく、地図上の道の険しさに対して思ったよりあっという間にr66ピークの峠に到着。

f:id:xalakawa:20170916141807j:plain

f:id:xalakawa:20170916141238j:plain

あとは下って志賀高原へ向けてひとっ走りし、金倉林道を下った。

この金倉林道がダークホース的な林道で、身近に走ったことがある人がいない未知の林道だった。

途中までは倉下林道という生きた林道を走るのだが、途中で出会った車の方が「さっき道に小熊がいたよ」と教えて下さった。

こっちは襲われても無防備な自転車なので、そこから大声で歌いながら走ったのは言うまでもない。あと、今回初実践投入のクマ鈴も身につけたが、ダートを下る音に掻き消えて意外と自己主張出来ていなかったのが残念...。

途中の分岐から金倉林道を下ったが、下れば下るほど荒れている上に、一瞬だけ舗装になる箇所が連発という、これまたシクロでは精神的に削られそうな林道だった。自分は楽しみなが歌いながら下りましたが。悪条件を逆にアトラクション的に、ストレス無く楽しめる条件に変換してしまうところが、MTBの好きなところだ。

金倉林道を下りきってから、須坂のコンビニまで走って荷物を回収。ここで飲んだコーヒー牛乳の旨さは筆舌に尽くしがたかった。

あとは5年前の夏合宿で訪れた穴観音の湯に入って、道の駅小布施で野宿した。

これで1日目は終了。初日からクライマックス感ありました。