読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

トレイルライド日記

京都の某理系院生によるMTB要素強めの生活記録。29erのXCバイクを駆った、良くも悪くも力技なライディングスタイルしか能がありません。たまにツーリングに行きます。

11/26 北山方面ロングライド(旧鯖街道、M床山周回、K倉山)

ロングライド

4月末のT島トレイル方面に続いて、雪に閉ざされる前にということで北山方面のロングライドへ。行先は自分が北山の中でも大好きなM床山

今回は1回生の時にフル装のツーリングスタイルで突っ込んだ旧鯖街道を前半でトレースするという行程。

朝6時40分頃に下宿を出発。気温は4℃くらいだけど、この秋に購入したパールイズミの冬用アウターと、マビックの冬用ビブタイツのおかげであまり寒くは感じない。

市原ローソンを出てから貴船経由でA谷入口へ。

A谷から旧H背峠までのルートは、MTBだとかなり乗れて面白い。特に後半、林道がガレ始めてからが腕の見せ所。峠からはT杉経由で花背峠へ。旧H背峠からT杉への登りは、MTBでフルパワーでギリギリ乗っていける斜度。路面は腐葉土で根っこは少なく、シクロクロス練のようだ。貴船からのこの一連のルートは大変おもしろく、花背峠への新しいアプローチを再発見した感じだ。

f:id:xalakawa:20161202190957j:plain

O見尾根経由で前坂峠、尾越集落を経てM床山方面へ。はじめは山頂へは行かず、旧鯖街道経由でO黒坂峠へ。朝9時過ぎ、快晴のもと霜が降りたのH湿原はとても趣深かった。

f:id:xalakawa:20161202191014j:plain

峠からは三十三曲坂。めちゃくちゃ九十九ってる古道だけど、枯葉の下の石が多くテクニカル。もちろん九十九もたくさんあり、180°ターンのいい練習になった。が、4年前に来た時より倒木が多かった。

この坂は下りきると林道に合流するのだが、これがまた荒れている上に、日があまり差さず1年のうちいつも濡れているんじゃないかというくらい年季を感じるウェット具合。途中、大規模に橋が崩落していたりして、MTBでも走りにくかった。

久多の集落では「ここも京都市なんだった」と気づかされる標識が多く、貴船からはるばる山々を越えてここまで来た身でも、これまでもこれからも走っているのは100万都市京都市という事実に何とも不思議な安心感を感じた。が、集落の家々は本当に長閑なもので、自走で走ってこんな奥山の趣ある集落にたどりつけるというのも、京都の本当に良いところである。

久多の集落からはサクッと久多峠を舗装路で越えて、反対側に下ってから大悲山経由でM床山へ。

f:id:xalakawa:20161202191026j:plain

山頂に着いたのは12時ちょい過ぎ。予定より1時間ほど早く着いた。大悲山から先、M床山周辺の林道群が、地図で見た感じや3-4年前に走った記憶のそれよりもミニチュアスケールだったことも、早く着いた要因だった。

山頂での休憩も早々にK倉山方面へ。ここからは、今年の春に走ったルートなので勝手は分かる。だが、半年前に走ったにも関わらず、依然同じ場所で道を間違えてしまったりする。この尾根は赤テープを忠実に辿れば良いのだが、所々で、要領をつかんで調子に乗ってテープを追うのを怠ると、変な尾根に入ってしまったりする。

K倉山山頂には13時5分くらいに到着。

休憩の後、ここから一気呵成に600down。はじめの300downは、北山でも屈指のノリノリトレイルである。

だが、林道に合流した先に続くトレイルは、極めて手ごわい。

f:id:xalakawa:20161202191039j:plain

掘割の中に根っこと大きな石がゴロゴロしており、サスペンションを極限まで使いこなし、なおかつライン取りにも注意しながら、停止しないよう勢いを使って下っていかなければならない。木漏れ日の中、苔の映えるトレイルは、ウィスラーに行った身では、「こんなトレイルはウィスラーにもあってもおかしくはないかな」と思えてしまう見た目のトレイルだが、難易度は最高クラスのダブルブラックに属するであろう。無理と思わせて突破口はちゃんとある。強引さと繊細さ、思い切りの良さなど、一見して相反する全てが必要な、京都でも最難関のトレイルだろう、と今回下ってみて認識を新たにした。男岩トレイルなんかよりも難しい。

この最難関トレイルも後半は前半とはコースレイアウトが変わり、斜度が増す上に階段、ドロップオフが出現。思わず前転してしまったりコケそうな危ういトレイルだが、ここにも突破口はなんとかある。

「耐えろ耐えろ耐えろ、耐えたー!!」と、下っている最中に思わず叫んでしまうほどだった。

終盤は、どう足掻いても乗って下れない階段や、西山名物鬼ノ岩(今はもう近づけない)も真っ青な、急斜面の岩のクランクセクションが出現するので、おとなしく担ぎ下ろす。だが、この急斜面の岩のクランクセクションは、似たようなシチュエーションをウィスラーバイクパークのダブルブラックコース(goat gully)で見たことがあり、ダウンヒルバイクがあれば行けるのかもしれない。少なくとも、春の経験ではクロカンバイクじゃ歯が立ちませんでした。

で、今回のチャレンジのゴールの坊村に到着したのが14時頃。

最後に35km、国道を流して帰京。

オフロード版耐久ランのような行程を無事にこなした後に、ダウン基調の(正確には途中越からだけど)国道を流すのは気持ちいい。

こうして快晴の空のもと、晩秋の北山ロングライドを終えた。

M床山~K倉山~坊村は、今後も行きたい。