トレイルライド日記

京都の某理系院生によるMTB要素強めの生活記録。29erのXCバイクを駆った、良くも悪くも力技なライディングスタイルしか能がありません。たまにツーリングに行きます。

10/21-23 MTBツアー#3[飛騨古川~白川郷周辺]

 

 

記事設置から更新までだいぶ時間が経ってしまった。

このツアーは、自分にとって「大成功」の部類に当たる。

1日に行程を詰め込みすぎて、全部消化しきれず撃沈するのは自分にとって十八番?だが、今回は珍しく完璧に達成できた。

ちなみに自分の中ではMTBツアーとは、「前日入りの宿泊を含めて2泊3日以上」のスケールのものを指すと定義している。

よって、「MTBツアー」の予定で計画しても、当日の体調不良や天気の都合で、前日入りで1泊して、1日走って帰ってきてしまうことがある。そうしたものは「1泊1日サイクリング」と呼び、断じて「MTBツアー」とは呼ばない。むしろ最近はMTBツアーのつもりで現地入りしながら「不本意にも」1泊1日サイクリングを量産してしまっているのだが...。

[MTBツアー]という名の冠してあるツアーは、それだけで自分の中では大成功の部類に当たる。

今回が、この行程を完遂しMTBツアーの名を冠することのできた、ようやく3回目のツアーである。

作曲家が「交響曲」を作曲するのと似た、生みの苦しみというか困難を秘めていると思う...。

 

さて、MTBツアー#3の行程は

21日:高山まで輪行し、道の駅アルプ飛騨古川で仮眠

22日:道の駅→R471→楢峠→r34→牛首峠→白川郷→ブナオ峠→R304五箇山トンネル旧道→細尾峠→獅子越林道→道の駅白川郷で仮眠

23日:道の駅→御母衣ダム→ひるがの高原(やまびこロード)→郡上大和駅から帰京

というもの。

特に21日は行程詰めこみ過ぎで、消化し切れるか不安だったが、体調が絶好調で完遂できた。5時間睡眠でありながらこの行程(145km3000up超?)を達成できた訳だが、それに対して11/11-12のツアーでは、野宿中に体調を崩してしまい、こうしたタイトなスケジュールで体調が整うかどうかには、自分の場合ムラがあるようだ。

各道路について。

【R471、楢峠】開通期間が極めて短いことで有名な酷道。この日は運よく(?)1年で数少ない開通日に当たった。よってここでは伏字にせず大手を振って走った。

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1車線で斜度もキツい酷道だが、朝靄と紅葉がとても美しく、また古道の趣さえあった。とても良かった。

【r34】通行止め区間(実質廃道)だがとても走りやすく、ダート区間などもサイコーに楽しい。後半は洗い越しが数えきれないほどあり、道だけ見ればインドのような途上国の山岳道路をも髣髴とさせる。この洗い越しでチェーンオイルが完全に流れ去った。

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ぶっちゃけ人気の無さ・洗い越しの多さでは、温見峠の完全上位互換だと思う。

【牛首峠】この林道は白川郷側について、マップルでは致命的な記載ミスがあると思われる。峠で道は2つに分岐しており、牛首谷の南側が本線で、この本線がマップルには表記されている。が、この本線ではない、谷を挟んだ北側の道が、今も生きている林道なのだ。しかも入口も分かりにくい。過去に白川郷から入ろうとした部員が何度か翻弄されている、曰く付きの林道だ。この林道辺りから白川郷の山々を見渡せ、景色は頗る良い。ダイナミックな道だ。

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【ブナオ峠】白川郷側からだと全舗装10km500upくらい。最後の方は「もう少しかな?」詐欺なカーブが多い。峠からは主要地方道でありながら廃道。

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前半はトレイルとして見ると快走路だが、路盤消失区間から先は藪に。だが、意外にもシングルトラックがキープされているので押しやすかった。通る人がやっぱりいるんだな。

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【細尾峠】冠山峠・枝折峠を彷彿とさせる、豪雪地帯風な山肌と深い谷を巻く旧道の峠道。峠はトンネル。五箇山トンネルは長大なトンネルだが、それに相応な(?)立派な旧道だった。

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【獅子越林道】春先は雪崩が頻発するのであろう山肌は不毛であった。

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これまたダイナミックに谷を巻く未舗装路(奥只見湖沿いの恋ノ股越のような道の付け方と景色だった)を登ると、峠で分岐が。東に行く本道は崩落が激しく久しく通行者がいないらしい。南に行く枝線は完抜しているので、このルートを選択。ガレガレでエキサイティングな道だった。

 

MTBツアーの本領発揮な、未舗装路満載な行程は1日目で終わり、2日目は、事実上、輪行できる駅までの「帰るための」道だったが、舗装路を快適に飛ばすのもまた楽しかった。特にひるがの高原は景色を期待していなかったのだが、やまびこロードは、絶景とは言えないが、気持ちよく走れる道だった。

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10時30分くらいの長良川鉄道で帰京。最高に充実していた。

今年はMTBツアーと呼べるツアーには2回しか行けなかったが、来年はMTBツアーをもっと量産できるよう、無理をしまくらず、現実的でかつ最大限の力を発揮して達成できるようなツアーにしていきたい。