9/24 出張朝ライド(?)in尾鷲 part3
で、下りはMTBとゴリ押しする心意気があればかなり乗車できる道でした。
雨がザンザン降りなので、ゴロタ石上を走るときは、常に滑ることを考えなければいけないけど、勢いを以って攻略したり、ハンドルさばきで攻略したりと、普通のダート以上に頭を使いながら走るのはとても楽しい。
最終的な乗車率は90%ほどだっただろうか。
たまにある崩落地点や落橋地点は乗ったままはいけないので押し。
アドレナリンビンビンで下り、途中で写真撮影や寄り道などを含めても、峠から1時間で現道に合流できた。
時間は9時50分頃。
雨は降り止む気配が一切無い。
現道の大門トンネル内で休憩。止まって落ち着くと体が冷えてくる。
今まではアドレナリンでザーザー降りの中をカッパ無しで走ってたわけだけど、冷静になってみるとかなり酔狂なことをしていると分かった。
また、ここで今ツアーの予定通り十津川村方面に行くとなると、ずっと雨さらしの上、鉄道の駅は南紀の山々の遥か向こうの五條駅になり、駅まで行くのがとても大変になる。
一方、ここで現道で尾鷲に戻れば、もう雨の中を走る必要もなく尾鷲駅から輪行ができる。
明日の天気予報は曇り20%だけど、今朝も裏切られた上でこの天気な訳だし、明日になって雨が降る可能性も大いにある。2日ともカッパ無しの雨中走行はマジで勘弁な上に、明日の行程は眺望のために走りに行く要素もあるので、また別の機会にお預けとすることにした。
すなわち現道を爆走して下り尾鷲に向かう案を採用した。
舗装路の長距離の下りをMTBでこなすのは久々だった。
ゴーッという太いタイヤならではの音を聞きながらキレイな路面を走り、油圧ディスクで確実な制動を実現できるという点で、MTBはもう自転車というよりオートバイに近い乗り物だなと確信した。
で、この現道の下りがまた、水溜りが多くスプラッシュマウンテン状態になる。
上からも水が落ちてくるのに下からはスプラッシュマウンテンで、着ているのはレージャーレーパン一丁。なんだかもう水泳をしている感じになった。
無事下界に降りて尾鷲駅に着いたのは10時50分頃。
トイレで着替えて輪行し、京都に着いたのは18時。
悪天候のために、尾鷲まで片道3000円かけて朝ライドに行った感が否めないけど、旧国道のダート難所峠を堪能しただけでも価値はあったと思う。
それにしても自分のMTBツアーの行程完遂率低いなぁ...。
ざっと列挙すると
MTBツアー#0(雁坂峠、E那道路)2015年8月:悪天候続きのためE那道路をカット
#1(姥神峠、権兵衛峠旧々道、H盛峠)2015年11月:完遂
#1.5(熊野古道小辺路)2016年5月:寝不足でのソロナイトランによりメン
タル崩壊し、スタート地点の高野山に
たどり着くことすら出来ず撤退
#2(裏木曽3峠、T夜沢峠)2016年6月:2日目はT夜沢の後は野麦峠旧道を
経由して開田高原に戻ってくる予定
が、体力的に厳しくカット
#2.5(旧矢ノ川峠、G壇山今西林道)2016年9月:雨天のため旧矢ノ川峠オ
ンリーで撤退
...うーん
どのMTBの悪路走破性を最大限引き出せる行程にしているだけあって、自ずとチャレンジングになるんだけど、天気とかメンタルのせいで失敗することが多いなぁ...