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トレイルライド日記

京都の某理系院生によるMTB要素強めの生活記録。29erのXCバイクを駆った、良くも悪くも力技なライディングスタイルしか能がありません。たまにツーリングに行きます。

ウィスラー4日目

遠征

8月4日、ウィスラー4日目。
この日もカナオさんとバイクパークへ。
一通り、ブラックのテクニカル系トレイル(ツーブラックが最難)に連れていっていただきました。
途中から、強靭な肉体を持つ、強化系キャラのタダさんも合流。スキーのインストラクターの資格を取るためにスクールに通っているそうで、昨冬は10mはあるドロップオフ「Air Jordan」で体勢を崩して落下しながらも無傷という強者です。
「今日最後の1本」のダウンヒルで、テクニカルなトレイルの中でも特にテクニカルな「Daffman」の最後のセクションをクリアできて浮かれしまい、欲が出てついついもう1本にチャレンジ。
で、そのおまけの1本でコケました。
晴れて乾燥して路面が乾ききり、ダスティーな状態で前輪を滑らせて転倒、前輪をポテチにしてしまいました。
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幸い体は大丈夫でしたが、これは痛い目に合いました。
夕方にウィスラーっ子たちの間の草レース「トゥーニーライド」に参戦予定なので、それに出られなくなった上、新しいホイールを手に入れるまでライドはお預けです。
とりあえず前輪を外して足で踏みつけて走れるようにしながら、調子に乗っておまけを下ることにしたことを後悔していました。が、なんとタダさんが、自分の持っている29erのクロカンバイクの前輪を、前輪を修理に出す間に貸してくださるという神のような展開に。
本当にありがとうございます…
今回、周囲の人にお世話になってばかりだ…

タダさんの下宿で前輪を交換してから、カナオさんと、毎週木曜のクロカン系(むしろエンデューロ系?)の草レース「トゥーニーライド」の会場へ。これは、ウィスラーのMTB用トレイル管理団体WORCA(Whistle Off Road Cycling Association)に年間の登録料を払ってトレイルクラブの会員になれば、毎週参加費2ドル(トゥーニー)で、トレイルライドレース+アフターの食事+ビールが付いてくるというもの。スポンサーとなる飲食店は週変わりで、この日はバイクパーク目の前のバーがスポンサー。
会場は道脇の空き地で、案内板などは一切無し。受付で登録料+2$で40$を支払います。たった1回の参加に40$は高いですが、思い出作りのためです。
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この日は参加賞(?)があり、全員にマルチツールが配付されました。
クロカンレースと聞いていましたが、周りは散歩に行くような格好+フルサスMTBのおじさんばかりで、レージャーの人や、そもそもハードテイルの存在がほとんど見当たりません。スタートラインもなく、なんとなくスタート地点的な場所の近くに立っていると、運営メンバーらしき人がコース説明。参加者は80人くらい。で、突然大声をあげるなりスタート。
はじめの林道はスリッピーな上に激斜度。先頭10人以内につけた状態で登る登る。ウィスラーに来てから初めて血の味を感じました。
100upほど、ヒィヒィ言ってるとサポーター達が出現。そこからトレイル「Danimal North」にイン。
心拍爆上がりの状態で集中力が落ちている中、登りやフラットメインのトレイルを必死に漕ぎます。後ろのプレッシャーを感じながら走りますが、ライン取りに精度を欠き、ちょっとしたチャレンジな登りや根の多い場所で無理に漕いで足をついてしまいました。特に根っこ続きな場所をクリアするのに、普段のライドでは、ペダリングせずに勢いを使って一つ一つ丁寧にクリアしていく主義なんですが、後ろのプレッシャーを感じて漕ぎながらクリアしようとして、リアホイールがバンバン跳ねて思うようなライドが出来ません。
自分が後ろの人の邪魔になっていると確信して道を譲ると、後ろには7人くらいのパックが出来てました。すいません…
驚いたのが、後ろにぴったり着いていてプレッシャーを感じていたのが、タンクトップの女性ライダーだったこと。トレイルインした段階は自分はトップ10くらいだっただけに、それくらい早い上にトレイルも早い女性に感服です。
集団をやり過ごしてから淡々とライド。
稜線のトレイル「Hotdog Alley」に出てもロッキーな登り返しなどがあって、依然として心拍の落ち着かない中で足を着くことがありイライラします。
下りきった先は、スタート地点のすぐ近く。自分の前を走っていた人に、サポーターが「Pretty fast!」と言っていたので、そんなに遅くはないと実感。だけど、もう一回あの辛い林道を登らされるんかい!
体感、最初に登ったときの1.5倍の時間がかかりましたが、なぜか追い越してくる人はおらず。それどころか、腰も寝てかなりしんどい状態なのに、トレイルで自分を抜かした人を再度、追い越しました。
後になって思ったんですが、ここだけ、フロントトリプルのクロカンバイクの優位性を発揮できてたんだと思います。周りはフロントシングルかつフルサスのトレイルバイクばかりだったので。
1周目のトレイル入り口のサポーターが「ここで半分だよー!」と声をかけてくれます。
そのまま林道を登り、住宅街に出てからトレイル「Beaver Pass」にイン。
心拍がヤバい状態ですが、アップ基調のトレイルで辛いです。
途中で一瞬舗装路に合流したところで、たまらず休憩し、水を飲みます。ここで8人くらいに抜かれましたが、その中にカナオさんの姿が。
休憩を終えて登りを再開しますが、ちょっと登ったら下りが始まりました。あそこで休憩をしなければよかったかなと思いつつも、所々にクロカンコースとしてはハードなギャップが各所にあり、集中力を回復したのは正解だったと確信。
後ろのフルサス勢には負けないと自分を鼓舞しつつ、前を走るカナオさんを追います。
するとカナオさんがメカトラで止まりました。ここで追い抜き、加えてパンクで止まってた人を2人抜いて、後は全力で下ってゴールイン。
ゴール直後、すぐ後ろを走っていた2人のおじさんからサムズアップされ、嬉しかったです。
順位は80人中、全体で20位ちょいくらいでした。恐らくハードテイル最速とのことです。
そしてカナオさんゴールイン。リアに枝が挟まったそうです。
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ゴール後はアフターの会場へ移動。
このレース、賞金50$は1位の男性、女性にしか用意されておらず、それ以外は順位など記録されません。が、ちゃんと管理されたコース上でのレース参加+アフターが2$で楽しめるというのが大きな魅力です。ちなみに、登録料などはトレイル管理やレース運営に充てられるとのことで、草レースだけでなくボランティアを募ってトレイルメンテのイベントもあるそうです。その時は、メンテ作業後にチップスとビールが支給されるんだとか。
この日のアフターの会場は当たりらしく、セルフで作るハンバーガーと飲み物が支給されました。
僕はジョッキのコーラをオーダー。ハードテイルで頑張ってホントに最高な気持ちでした。
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このライドで知り合った、以前北海道で働いていたというMarkさんとの話も弾みました。
色んなことを体験し、盛りだくさんの1日でした。