トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

3/25 N瀬→ヨナ→トモミ→H山IP杉→T山→新のり

今日は卒業祝い(?)ライドで、修士を卒業されたtiagraslxさんと学部を卒業した自分、そして後輩のヤマさんの3人でトレイルへ。

はじめはチャリ部員にとってのトレイル活動の原点である北山方面で、花脊峠→O見尾根→M床山→K倉山に行こうと思っていたが、昨晩から一気に冷え込んで、朝には北山方面が白くなっていた。M床山は積雪しただろうということで、急きょ予定を変えて京都市街地近辺のトレイルをハシゴすることに。

手始めのN瀬は激坂&ゴロタ石のダートだが、以前に比べて乗れるようになっていた。途中で平らなトラバースセクションがあり、そこが中間の安寧セクションなのだが、その直前で集中力が切れ、ゴロタ石にホイールをすくわれてあえなく足つき。ここを何とか集中力を保って足をつかずに行ければ、残りも足つき0で制覇できそうな気がした。

ヨナ峠へのトレイルも、入り口からしばらくのセクション以外は頑張れば足つき0で乗車したまま登り切って下りに移行できそうな可能性が示唆された。とにかく、上りが今日はずいぶん捗った気がする。

ヨナ峠では激坂やV字ターンを皆で動画を撮り合いながら練習し、その後トレイルでY橋に出た。1日掛かりで行く予定だったM床山に行かなくなった以上、時間はたっぷりあるので、京都のトレイルを久々にハシゴしまくろうということになり、その後はお2人ははじめてというトモミトレイルに行き、昼休憩後はH山へ。正直H山はアプローチが長い上にジャンプセクションもあるので、複数人で喋りながら行くのでないとダルいと思う。これまたお2人が初めてのU谷からの登りで、担ぎを交えながら鳥居前の林道に出て、あとは定番のIP杉。自分はこのジャンプ台ではじめてフロントアップを実践してジャンプしてみた。対ジャンプ台については、腰を思い切り後ろに引きながら前輪から落ちる手段しか今までは持ち合わせていなかっただけに、リアホイールから落ちる感覚は人生初の感覚だったが、意外と好感触だった。ヤマさんがリジッドフォークのクロスバイクでジャンプをしていて、しかも着地そのものは成功させていたのには驚いた。その後、着地点の先の下り坂ですぐに大前転していたのは、見ている分には痛そうだった...(それに対して本人は無傷)。

さて、そのあとのT山にも実はドロップオフがある。そこは以前、力技で思い切り腰を引いてスピードに乗って入射したら、諸事情によりリアホイールが跳ね上がって大前転した場所である。ここもフロントアップを実践したら、飛べた。空中を浮遊する時間は今までのトレイルライドで体感したそれより遥かに長く、着地の衝撃もまた想像以上だった。とりあえずジャンプに関してはリアサス欲しいと思ったのと、着地の衝撃に膝と腰が耐えられず、着地の衝撃をへっぴり腰で吸収しようとしてしまう点は改善が必要だと思ったが、この感覚はかなり新鮮なものだった。

2016年3月25日は自分にとってのジャンプ記念日になるだろう。

 

とりあえず落車せずに無事着地できたことに気をよくして、別のロッキーセクションでも調子に乗ってジャンプを試みたら、下り坂でフロントアップ→ジャンプ→完全なフラット面にリアホイールから着地→まくれてウイリー状態→落車というアチャーな展開。

落車したときはアドレナリンビンビンだったが、トレイルを下った時には打ち身で腕がパンパンになっているのに気づいた。

その後北白川別当サークルKで、MTB伝道師として活躍しながらめきめきと上達中の後輩KONISHIKIと合流。一緒にDMJに行きたかったが、腕がパンパンなため、より短時間で済むU山の新のりコースへ。

ここは1か所あるドロップオフが唯一のチャレンジセクションだが、初見の皆さんはあっさり成功されていた(しかも一人クロスバイクだし)。上達著しいです...!

正直、先ほど落車した衝撃で一気にHPとMPが削られたためか、普段の自分にとっては何てことないドロップオフなのにも関わらず、自分がチャレンジする時は恐怖心を感じたのも事実。ほかの3人はそのあとでDMJに行かれたが、満足な走りが出来なくなった状態でもう1本走るのは危険だと思い(スキーの「あと1本」で事故が起こりやすいのと同じ)、5本目で帰らせていただいた。

今回は久々にトレイルをハシゴして、それ相応の疲労を感じることができた。

来月出場予定のGrand Trail KYOTOの良い練習になったと思う。

あとジャンプについては、着地時のポジションについて直したいと思うが、練習場所がないんだよなぁ...。

まあまた誰かとH山に来たときに飛んで練習しようと思います。

こればっかりはソロだと不安ですし。