トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

2/14 K見林道練-グリコ男岩コジカ

トレーニング欲が高まっているのでK見の林道へオフロード練へ。

本当はT山林道へ行こうかと思ったけど、朝が京都市街地で-2℃な上に標高700m級の稜線ダートは凍結していたらシャレにならないので、近場へ行くことにした。

K見ダート林道の適当な箇所を4回登って3回下った。

倒木が何本かあったが、あまり太くないので自分一人でも処理できそうだった。

今回はセンター縛りで登ったが、雪解けで新しくこぶし大の岩がゴロゴロしていることなんかも影響して、ただでさえライン取りの難易度アップ。ドライだったのがまだ幸いだった。夢中で登った結果、手にマメが出来た。2時間ぶっ通しで集中してチャレンジ登りに延々と取り組むという状況はあまり経験したことがないとはいえ、あまりに強く握り過ぎるのもマメが出来た原因だろうか。

この林道は久々に来てみたら面白いと思えたので、明日も来ることにした。

その後、これまた久々にグリコ-男岩-コジカを繋いだ。

グリコは昨年10月の台風21号の影響で一時荒れまくったらしく、所々でトレイルが記憶にない改変を受けていた。

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男岩は1年ぶりくらいかも。前回か前々回に来た時は、ザラザラ激下りセクション(旧駱駝岩の少し先)で前転して右手人差し指をぶつけ痛い思いをした苦い過去がある。

だが今回はサスがちゃんと機能するので、このセクションを含め、いずれのチャレンジスポットも落ち着いて望めばちゃんと足をつかずに攻略できた。

が、終盤の上り返しだけは何度やっても失敗した。

 

最後にコジカにちょろっと寄って終了。

2/13 朝ライドD(NZ)

この日は明雅屋の前田さんをホームコースのD(NZ)へ1年半ぶりにご案内。

リバウンドが遅すぎる壊れたサス(リバウンドが早すぎた僕の前のサスの間逆の症状)で臨まれてましたが、それを全然感じさせない走りで驚きました。

登りでは途中の電光掲示板が-5℃を表示していて、個人的にこの冬一番寒い中で走った。

冬ツアーに行っている現役部員からしたら暖かいのかもしれないけど、メッシュ地のトレランシューズで耳あて無しでこの気温を走るのは、たとえ登りといえど寒すぎて逆に痛い。

 

あとこの日はセンターノブがほぼ磨り減りきったRapidRobをリアにつけて初めてホームコースを走ったけど、コーナーでの食いつきが悪すぎて、高速ターン時の「一瞬の方向転換のタイミング」という肝心なところでリアが滑るので逆にヒヤヒヤした。このタイヤはあまり使わないでさっさと処分した方が良さそうだな。

 

下りきってからお店の開店に立ち会って終了。

2/11 トモミ

昨日は1日中雨が降って、今朝になっても路面はウェットだったので、ドライだろうがウェットだろうが狭くてスピードが出せないトモミへ行くことにした。

サスを新調してから初めて来るトモミトレイルは、記憶よりも荒れていてチャレンジ登りが出来る区間が減っていた。

このトレイルは下り区間があっても、頻繁に上りやフラット区間が出てくるので、サドルを下げきらず幾分サドルを上げたクロカンポジションで今回は突っ込んでみたが、ツルツルの木の根っこが配置された急勾配の下りは、サドル位置が高いと前転しそうで怖かった。

狭くて木の根っこがたくさんあって、しかも記憶があやふやなトレイルを走るのは、ライン取りや突然現れる(ように見える)急なコーナーの対処など、色々と頭を使う。走りこんだトレイルを、研究済みの最速ラインで攻める最近のトレイルライドスタイルとは一味違って面白いとも思えた。

終盤のチャレンジ登りはこの日は完膚なきまでにボコボコにされた。

リアタイヤは、今まで使っていたサイドカット補修済みのミシュランWildGrip'Rの補修箇所がいよいよヤバいことになってきたので、ノブがかなり磨り減った中古RapidRobに付け替えてきたのだが、今回登りであまり粘れなかったのはそれも影響してるのかも。まあこれはこれで、スリックタイヤでトラクションを掛けるいい練習になるな。

 

あと、先日シートポストに固着防止のグリスを薄く塗布した結果、この日のライドではシートクランプをきつく締めているにも関わらずシート位置が下がってきたのにムカついた。

2/9 朝ライド(コジカ)

久々に早起きして(といっても7時起きですが)、快晴のもとでピリッと寒い朝の空気を吸いながらトレイルライドへ。

明雅屋の前田さんをコジカトレイルへご案内。

この日は原谷へ金閣寺横から入るメインルートで初めて向かったのだが、峠道の勾配が交通量の多さに反してエグい直登で、しかもそれが思ったより長く続いたので参った。

トレイルはいくつもチャレンジ登りがあるが、前田さんは攻略ルートを提示しただけで初見にも関わらずクリアしてしまう辺り、さすがプロライダーだと恐れ入りました。自分は今まで何度も失敗してようやく乗車したままクリアできるようになったセクションなだけに、格の違いを見せ付けられましたね。

途中、陵道セクションで動画を撮ったりと、のんびりしながら2本下った。

とても気に入って頂けたようで何よりでした。

 

2/8 OH(北行)~D(NZ)

昨日のコースが楽しすぎたのでこの日も同じコースをチョイス。

出発時間が遅めだったのと、インフレーターの調子が良くないのでスキルアップパークでのジャンプ練はやめた。

東へ向けて国道を走ってたら吹雪いてきて、ピリピリと痛いくらいで顔がクソ寒かった。

トレイルに入ると、昨日と打って変わって新雪が。

轍は無く、走り初め気分で快適に走れた。

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その後、D(NZ)へのダート林道で、例によってチャレンジ登りに挑戦中に右膝を思い切りハンドルに打ち付けてしまった。

たまに起こる現象なのだが、フラットペダル使いならば起きて然るべき現象である。

 

 登りチャレンジ坂で思い切りペダルを踏みしめながら登る

→根っこや岩などの影響で、それまでグリップしていたリアタイヤが突然滑り空転

→衝撃で足がペダルから離れ、思い切り踏みしめる力が行き場を失い、カウンターを

 決めるかの如く膝がハンドルに直撃

 

というのがお決まりのパターン。

後輪がグリップしないことが分かったら、すぐに力を抜いて対処できるのだが、途中までグリップしていて「全幅の信頼を置いて」フルパワーを膝にかけた時点で、あたかも裏切りに遭うかのようにスコーンと空転するのでタチが悪い。

特に昨年、OH(北行)の最難チャレンジ登りで悔しくて何度もチャレンジしてたら、最終的にこのパターンに嵌り、以後数ヶ月ほどヒザ痛が長引いたことがある。

この日もヒザの痛みに思わず顔を歪めたほどだった。

だがその後も頑張って登り、D(NZ)経由で帰った。

 

とりあえず今は右膝は曲げると痛いです。早く治さねば...

 

 

2/7 OH(北行)~D(NZ)

この日は午前中に修論発表。

本番なのにパワーポイントのカンペ(ノート機能)を表示させられず、動転した発表となり赤っ恥をかいた。

修士2年を終えようとしているのに、こんな初歩的なことも出来なかった。

発表時間を大幅にオーバーしてこれまた赤っ恥をかいた卒論発表の悪夢が再来しないように、さんざん発表練習を重ねたというのに、発表以前のレベルの醜態を衆目に晒すことになり、余りの情けなさに怒りを覚えた。

そこで精神安定作用を期待して、発表終了後すぐにトレイルライドに行った。

行き先はOHトレイル。

OHトレイル入り口の住宅街の外れに、全然使われていない芝生の公園がある。

去年のちょうど今頃、178トレイルの入り口を探索している時に偶然発見した。そこには実にいい塩梅の高さのドロップオフを形成する土手があり、昨年はtiagraslxさんと、そこでフロントアップ練習をした覚えがある。12月に新しいサスを導入したはいいが、それまでの期間、壊れたサスでトレイルに全然行っていなかった影響で、フロントアップの仕方を忘れてしまっていた。ちょうどいい練習の機会だと思って、この日はまずそこに行ってみた。

ジャンプ&土手を一気に登るサイクルを何度も繰り返す。

前に自転車をスライドさせる意識で腰を引くと両輪が同時に着地し、それに加えて前輪を意識して持ち上げるとリアから着地する、という(当たり前かもしれないが)バイクの習性を体に叩き込む。

だが、どちらの場合も、前サスがフルボトムしてゲシる感じと、スッとあまり衝撃無く着地できる場合が半々くらい。その理由はドロップオフへの侵入速度の違いかなと思っていた。あと考えられる理由は、使ってるサスが100mmストロークのXC向けサスだからで、こんな乱暴な使い方したらゲシって当然なのかもなーと思いつつも、フルボトムしない時もあるので、サスのせいには出来なかった。

後で明雅屋の前田プロにその話をしたら、「着地時の腕やヒザが、衝撃を吸収する感じに屈伸が出来ているかどうか」の問題だという指摘を受け、なるほどと思った。確かに、ゲシる感じの時は腕なんかがガチガチだったと思う。

 

何度も練習をしていたら、リアがパンクしていることが発覚。あれだけコンクリの路面に向けてジャンプ繰り返してたらそうなるわな...

でもこのスキルアップパーク(仮称)はかなり気に入った。今度、誰か連れてこよう。

 

パン修をしてから本番のOHトレイル(北行)へ。

 

トレイルはドライで超グッドコンディション。

北行ルートはXCOのコースを切り取ってきたかのようなレイアウトなので個人的にとても気に入っている。

サドルを普通に上げた状態で、センター縛りで登る。路面には根っこなど特に目立つ障害物が少ないので、サドルを中途半端に下げるよりかは普通の高さのまま突っ込んだ方がパワーがホイールに伝わりやすく登りやすい。

中盤のクランク岩セクション(もちろん登り)で足をつき、サドル位置が普通に高いとこのようなアスレチックな場所では逆に邪魔だなーと思い、ある程度下げた。

そうするとクリアできた上、その先の最難区間(ここだけインナーロー解放)も一発で登れた。ここは今まで1度しか成功していなかっただけに嬉しい。

その後OH山頂を経由して北へ下る。これを逆から登るのがOH(南行)トレイルで、こちらも登りのチャレンジ坂の連発でとても楽しいが、この日は、特に勾配がキツい区間をセンターローで登るチャレンジをしてみた。が、センターローではあっぷあっぷ状態で容易に足つき。インナーローがあってこそのチャレンジ坂だなーと実感。

その後、F尾の住宅地経由でダート林道に入り、D(NZ)へ。

このダート林道を登るのは人生3回目くらいか。

乗れるが結構ガレていて、4年前の夏にHisaさんに連れてきてもらった時は、熱中症気味だったのもあってかなりしんどかった。

それが今回登ってみると、キツ過ぎず易しすぎないガレ具合でとても面白い。

脚力がある程度あれば、スピードに載せたままモリモリ漕いで登っていくのを楽しめる。

思ったより早くダートは終わり、シングルトラック化。

そこからはずっと担ぎのイメージだったが、意外にも乗れる所が多く、しかもいずれも心憎いプチチャレンジ登りのオンパレードときた。

トレイル上には苔むした倒木があちこちに転がっており、沢沿いを登っていく。2013年か2014年の台風で甚大な被害を受けたようで、かつての林道が完全に抉られ、川と化している。

この、苔むした倒木&小川沿いのトレイルというのが、2年前に行ったウィスラーのトレイルを少し髣髴とさせる。

時間に余裕があったので、心ゆくまでチャレンジ坂をチャレンジしまくり、制圧を繰り返しながら登った。いつもは締まりが無いと思しき砂礫面のチャレンジ坂も、最近の寒波の影響で、この日は凍っており、見た目に反して接着剤で固めたような感じになっておりグリップしてくれたのが幸いだった。

 

久々に来るトレイルで、新しい面白さを発見して楽しくてしょうがなかった。

午前中に発表で赤っ恥をかいたことなんか、どうでも良くなるくらいだった。

 

その後、見知った稜線に出る。

そこからD(NZ)に繋いで帰った。

トレイルは完全にドライで、若干凍ってザクザクした箇所もあり、フロスティーと言った方が良いだろうか。こちらも最高だった。

 

とても気持ちよい汗をかいて帰宅。

修論発表からは解放されたので、これから京都を離れるまでの間、心ゆくまでトレイルライドに行きまくって、京都の立地の良さ・旨みをしゃぶり尽くそうと思う。

 

2/5 D(NZ)

修論発表2日前だが相変わらずホームコースへトレイルライド。

就活の時のようにトレイルライドの精神安定効果を期待する。

道のコンディションは、アプローチのダート林道入り口辺りは恐ろしく凍結していたがトレイルは完全たるドライコンディション。

一昨日はマッディーでツルツルだっただけに変貌ぶりに驚く。

今回も、よりスムーズに色々とクリアできるラインに気づくことができた。こちらの新ラインは、昨日開発した新ラインと違い「何で今まで気づかなかったんだろう」レベルで発見がイージーなライン。

「このラインが最速」とか思い込んでしまうと、そのライン取り以外が見えなくなってしまうので、たまに疑ってかかると、よりスマートなラインが見つかったりするのが面白いですね。

 

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