トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

12/29 OTW-178

この日は自転車部の後輩のI上とOTWへ。

複数人だとおしゃべりしながら登るので、あまり疲れずに気づいたら山頂にいた。

さあ下りましょうというところでパンク。

新品のチューブを前回導入したばかりなのにな...。

毎回後輪をパンクさせている気がする...

今はミシュランのWildGrip'Rを使っているのだが、リアタイヤをコロコロ替えるせいで、自分にとってパンクしないがグリップしてくれる適性空気圧が分からないままいつもテキトーに減圧して走っている。そのために空気を抜きすぎてパンクしてしまうのを繰り返しているのだった。

 

肝心のOTWトレイルは太い枝が散乱しており走りづらかった。

途中数箇所ある登り返しは、センターだけで登れたのが嬉しかった。今までインナーローを発動していた所を強引にセンターローで登り切ることに最近ハマっている。いよいよインナーギアを使う機会が無くなってきたぞ。

 

このトレイルで落車した衝撃か何かでI上のコメンサルのRDが曲がった。

最後はおまけということで178トレイルに寄って終了。

こちらは倒木がすっかりなくなっており、とても走りやすかった。

 

帰りに明雅屋さんに寄って終了。

今年も本当にお世話になりました。

12/27 D(NZ寺コース)

寒すぎるが運動不足なので、普段着のような格好でD(NZコース)へ。

寒い時のトレイルライドは、近場なら普通にジーンズで良い気がする。

15時台なのに、途中のラヂウム温泉で1℃しかなかった。

トレイルはウェットで、所々で根っこでタイヤが滑って足つき。

特に後半の、S坂の先にあるロックセクションは、ハードテイルのXCバイクにはかなり厳しい路面だということを改めて認識。新品のサスだがフルボトムする嫌な感触を何度か味わった。

今年のトレイルライドもあと1回くらいかなー

12/23 ヒノ、MKゴエ(撤退)-K見トレイル

この日はニノの激坂林道をシクロクロスで登りに行くという、自転車部の後輩の山さん、I上、K地と一緒に途中まで行動した。

彼らは激坂林道をシクロで登ったが(途中からプッシング発動)、自分は相変わらずMTBで登り、途中で分かれて今週3度目のヒノトレイルへ。

その後、久しく行っていないMKゴエへ偵察に行った。

台風21号の影響で一旦荒れたことが想定されたが...

いやはや、MKもゴエも恐ろしく荒れていました。

倒木や落枝ばかりで、ゴエトレイルは途中で引き返して、H室を経由してK見トレイルを下って帰った。

特にMKからゴエへ接続する稜線の荒れ様が凄まじく、復旧にはかなり時間がかかりそうでした。

チェーンソーとか発動しないとメンテは無理そうだな...

12/21 ヒノヨナ、DMJ(NZコース)

この日は先日知り合った、D大サイクリング部のS君とM君をヒノトレイルにご案内。

いきなりの激坂林道で心をへし折りにかかるというスパルタンな行程でした(笑

その後、ヒノトレイルを堪能。先日、落車を交えながら下見をした甲斐があった。

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最後のサイドカットセクションは今回は押して降りてヒノトレイルは終了。

その後、折角の機会だしということでヨナトレイルを追加。

このトレイルに来るのは実に1年ぶりくらいだと思う。

後半の急勾配セクションは大量の落ち葉でしかもドライだったので滑りまくりだったが、前半はとても快適に走れた。

 

無事に2本のトレイルを終えて解散。また一緒に、今度はOTW辺りを走りたいな。

ガチMTBを持っている年下の人と走るのは久しぶりで楽しかったです。

そういや記念写真とか一切撮らなかったな...

 

その後、夕方頃にソロでDMJトレイルへ。

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薬草園からのダートおよびトレイル区間の登りは全てセンター縛りという制限を課してみたが、モリモリと登れて成長を感じた。特にシングルトラックの登りセクションは、下手にインナーに入れてチンタラ登るより、勢いを使ってセンターギアでモリモリ登った方が、スムーズな走りを実現する意味では必要なことだと感じた。

気持ちよく下ってたらロックセクションで前輪がパンク。バルブがポッキリ折れていた。チューブを替えて下界に降り、家に帰ってみたら、替えたチューブのバルブもボキッと折れてしまった。

 

今日のヒノトレイル、ヨナトレイル、DMJトレイルとも、ちゃんと機能してくれるサスでないと楽しめないトレイルなだけに、サスを新調した今の自分にとっては、1年ぶりくらいに楽しくトレイルを満喫できた1日だった。

12/18 花背ヒノ

念願の新しいサス(Fox Float 32 fit)の訳あり品をCRCで奇跡的に定価の40%OFFで手に入れた。

明雅屋さんでインストール(ついでにリアハブのグリス再充填も)していただいた上に、駆動系のギアやチェーン、スプロケも新しいものに交換して、乗り味が今までの比でないくらいに快適になった状態で「馴染み出し」的な感覚でトレイルライドへ。

その前に、この超快適な乗り心地になった状態で「挨拶に行く」と言っては何だが、花背峠へ行ってみることにした。快適性が向上した今のバイクではタイムはどれだけ伸びるのだろうか?

アプローチの道中でその走りやすさに感動しっ放し。サスのロックアウトがちゃんと決まり、入力が余すところなく出力(推進力)に変わっている感じがするのが、走りやすいと感じる最大の要因だろう。

で、花背峠を全力で登った。

12/2のTT以上にキレのある動きで登れたつもりだったのだが...

結果は21分58秒。

1分も遅くなってる!!

 

全力で登って、前回以上にキレがある感じでこの体たらくということは、認めたくは無いが前回のTTから2週間半の間に心肺機能や筋力が衰えているということだろう。

 

峠付近は普通に雪が積もっており寒かった。

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こうして「花背詣で」を済ませた後でヒノトレイルへ。

ニノの激坂林道経由でアプローチ。

この激坂林道を登るのは今年の7月、この1年で最も体力が落ちていた時に登って以来だ。

体力の点ではあの時と比較にならないくらいついている自信があるが、激坂のしかもガレたオフロードを登る技術については心もとなかった。果たして、登ってみると、足を何度かついてしまった。今までより重いギアで踏めるようにはなったが、次々に出てくるゴロタ石に対応できず、足元をすくわれてしまう。下手になったなぁ...。

思えば、今年の6月くらいまでは、まるで諸国を平定する武将の如き鼻息の荒さで、京都周辺の激坂林道やトレイルのチャレンジセクションの登りを、「足をつかずに登り切る」ことに無上の価値を見出してひたすらそれに打ち込んでいた。あの時の自分は、極めてテクニカルなオフロードの登りスキルはつけていたが、舗装路のヒルクライムスキルはそれほどでは無かった。夏以降は(サスが本格的に死んだのもあって)ツーリングやオンロードのヒルクライム、ガレ具合の少ないダートでトレーニングすることに打ち込み、体力はついたが、ハードなトレイルやダートへ行く機会はほとんど無くなり、トレイルの登りスキルは落ちてしまった。体力とトレイルの登りスキルは、両者とも練習を継続していないと簡単に落ちてしまう。サスが新しくなったことだし、今後は両者を両立して向上させていきたい。

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ヒノトレイル入り口の峠はすごい量の倒木で、10月の台風の尾根上での凄まじさを物語っていた。

トレイルは今までに何人もの方が整備に入って下さったとの情報をネットで見ており、そのおかげで(所によっては台風が来る前以上に)走りやすかった。有り難い限りです。

途中、リアホイールを思い切りピンポイントで細い切り株に打ち付けて乗り上げ、前転。トレイルでコケて土を被るなんて経験は久しぶりだ。本来のトレイルライドはこういう危険と常に隣り合わせなんだよな...。舗装路ライドを重ねていて、こういう身が引き締まる緊張感を忘れ平和ボケしている感じを反省した。「トレイルライド日記」という名のブログを運営していながらトレイルライドを疎かにしてはいかん!

トレイルを下っていての発見としては、新しいサスでは安心してギャップに突っ込めることだった。死んだサスではギャップにぶつかる度に前のめりになっていたので、有り難い限りだ。ただ、死亡サス対応のおっかなびっくりな感じの下り方が身に着いてしまっており、矯正が必要だ...。

トレイル中盤のノリノリバームセクションは、走っていて特に面白い場所なだけに、特に入念にメンテがされており感動。前回(9月だったかな?)に自分告知の朝ライドでヒノトレイルに来た時は、ここに倒木が結構あったのを覚えている。

最後の急斜面の九十九セクションは、ルート上の落ち葉が、まるで足でのけたかのように綺麗に掃除されており、「どこを走れば良いか」が一目瞭然だった。

で、最後の最後の、いつ来てもズルズル滑る感じで少し怖い区間に、短いが針のような根っこが張り出ており、サイドを引っかいて一瞬でパンク。

バシュンと空気が一気に抜けた辺り、これはサイドカットしたなーと思いながら、パンク修理の際にサイドウォールをチェックしたところ、特にカット箇所が見当たらなかったので、チューブを替えて走って帰った。

帰宅後、「そういえばこれからトレイルライドがメインになるし、リアタイヤをMythosXCから、ノブが厚いWildGrip'Rに替えよう」と思い立ってリアタイヤを替えようとしたところ...サイドからチューブがお餅のように飛び出してコンニチワしており、慌てて空気を抜いた。やっぱりサイドカットしてました。現場では泥や土で分かりにくくなってたんだな...自分のチェックが雑だったのもあると思うけど、これからはちゃんとチェックするようにしよう。

今週木曜にD大のマウンテンバイカーの方々をこのトレイルに案内するので、良い下見になりました。当日はこのサイドカットセクションも注意するようにしよう。

 

 

 

12/14 山中越

珍しくツーリング車で山中へ。

久々にドロップハンドル&700×32Cでヒルクライムしたらどんなタイムが出るのか...と思い立って登ってみた。

普通に考えたら転がり抵抗はMTBより遥かに小さいので、MTBで登る時よりタイムは縮むはずだが...

 

序盤の石材加工場辺りで片側交互通行に引っかかり、15秒ほどロストした上で17分42秒。

離合ロスを除いたとしても、MTBの自己ベスト(17分4秒)より全然遅い。

サドルの高さが若干低い気がしており、もう少し高ければもう少し踏めた気がしたが、7%以上の登りが続く区間なんかはドロップハンドルのツアー車よりもMTBの方が自分には登りやすいな。

ただ、一番最初の微アップ区間や登り返し区間の下りはこちらの方が楽にスピードが出た。さらに、一番最後の「ハイペースの微アップ区間の後の、勾配が強まる区間(ドライブウェイ料金所手前の坂)」のような、スピードがある程度乗っている状態で長くない急勾配の登りを駆け上がる際は、惰性を殺さずにダンシングに移行できた。このラストスパートのダンシングについてはMTBより遥かに楽に感じられた。

もう1度、今度は工事していないタイミングを見計らって、ツーリング車で全力のTTをしてみたい。

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12/11 IO谷峠林道偵察

10月の台風21号でズタボロになったIO谷峠林道へ偵察へ。

12月3日のヤマレコの記事で、この林道を登って峠まで行った人の記録を見つけ、それによると既に車が通れる程度に開通しているようなので行ってきた。

途中、雲ヶ畑までの府道なんかは、大量の倒木が切られて路肩に寄せられたままの状態の場所が多く、突貫の災害復旧の大変さを感じた。

そして本題のIO谷峠林道を試走ペースで登る。

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下の写真が、先月来た時のほぼ同じ場所の写真。

倒木は切られ、路上の堆積物も、前回来た時の絶望っぷりと比べると遥かに綺麗になっていた。復旧の速さからしても、この林道の重要度が窺える。

この林道は以前セルフTTをしていた林道なので、林道の状態次第では今日TTをしてみようかとも思ったが、前半の分岐までの間は泥状の堆積物が多く、TTの障害になることは間違いなかった。

 

結局、峠までの倒木は全て処理されており普通に登れた。

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TTをいつかもう一度してみたいが、これから雪の時期となるため、いつになったら通れるようになるか分からないので見通しが立たない。

 

峠から松野四万十の練習コースにしていたダートを走って、下って帰京。

最後のダートの下りは壊れたサスでもとても楽しかった。

 

ここでとりあえずIO谷峠林道TTの自己ベスト記録の解析結果と、おとといT山林道のTTで出した自己ベスト記録の解析結果を比較してみた。

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両方とも道の走りにくさは同じくらいで、平均速度も平均勾配もほぼ同じ。

10月14日のIO谷峠の自己ベストとほぼ同じ出力をT山林道でも2ヵ月後の12月9日にようやく出せた、という感じの状態だ。ただ、12月9日のTTでは自分の限界を感じたし、今の自分の力量でIO谷峠TTをしても、10秒くらいの短縮に留まりそうだな...