トレイルライド日記

自分で計画した行程に基づいて、全国のトレイルやダートへ遠征に行くことが好きです。

11/25 '12TQR追憶ラン(百井峠~R367~横谷トンネル~道の駅新あさひ風車村~R303~R367~久多峠~裏花背)

今年最後のロングライドとして、MTBで京都北部&湖西方面へ。

自分の所属している自転車部では毎年9月最終週の土曜に耐久ラン(TQR)というロングライドイベント(レース)があり、だいたい250km4000upくらいを走ることになるのだが、現役時代トレーニング意欲が無く不真面目だった自分は1回生時に、なめ腐ったコンディションでレースに臨み、スタート~1stCPのある道の駅新あさひ風車村までの60kmの間に完膚なきまでに叩きのめされ、ハンガーノックと体調不良でリタイアした苦い過去を持つ。

あれから5年が経ち、多少なりとも体力に自信がついた状態で、あの地獄のような60kmを京都を離れる前にもう一度走っておきたいと思い、追憶ライドに出掛けた。

今回は、全舗装の行程を選びながら、あえてMTBで行くことにした。今の自分にとって一番操作しやすく自信を持てるのがMTBというのが理由だが、5年前の自分が見たらさぞ驚くだろう。

花背峠入り口のバス転回場からスタートし、2時間30分くらいで60kmを完走。

途中、横谷トンネルの手前で崩落を担ぎ越えたり、琵琶湖沿いで道に迷いかけたり、北上する区間は大概向かい風だったので、状況がよければもう少し短縮できたと思う...。

5年前ほどではないが、道の駅手前の弩フラット区間ハンガーノックになりかけ、改めてこの区間のしんどさを思い知った。あと、自分は本当にフラット区間を巡航するのが下手だなと思った。

納得いく走りだったかはともかく、とりあえず主目的を果たしてからは、R303とR367をつないでから久多峠へ。既に脚がしんどく、2週間前より体力落ちてる感じがした。

最後は裏花背を登って終了。「今日最後の峠だ」と思うと、意外と登れてしまうものだ。

最終的に162kmを走った。いいトレーニングになったと思う。

 

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11/19 M床山ライド

M床山にこれまで3度アタックして3度とも失敗し、4、5回目はライドを企画しただけで雨や雪が降って行けなかったtiagraslxさんを、6度目の正直としてM床山にご案内した。

自分は6度目の登頂を目論む。

自転車部の2回生のF君も、以前登頂に失敗したリベンジを果たすために来てくれた上、大先輩のMz田さんも前ヶ畑までお見送り(?)をして下さった。

昨日からの寒波の影響で山頂付近はなんと雪が。紅葉の上に雪が積もっている。積雪の観測は例年より2週間以上早いんじゃないか...?

これもM床山がtiagraslxさんを拒むために仕掛けた罠だろう。

今回は7月に登った時と同様、万難を排すべく最短ルートを選択したため、雪はあったもののあっさり登頂に成功した。

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その後はガッツリスノーライド。

だが、粘度が高い半面落ち葉の上ではツルツルに滑る新雪のため、タイヤにまとわりついてフレームと干渉する上、トラバース区間では谷に滑り落ちそうで閉口した。

自分もF君も指先がかじかんで感覚が無くなってきたため(特にF君は軍手だった)、当初の予定通りK倉山に向けて稜線を進むのは諦め、途中のO坂峠からエスケープルートをとって九多の集落に下ることにした。

O坂峠からの古道に来るのは3度目だが雪の時期は初めて。この寂しげな感じが、古道の雰囲気を一層引き立てる。

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廃林道に下りてからは、1箇所ある盛大な落橋スポットで写真撮影を。

昨年には既に落ちていたが、5年前にtiagraslxさんと来た時は橋があったため、2013年の台風なんかで落ちたのだろうか。とにかく、林道を下っているといきなり何の警告も無しに道が無くなっているので要注意。あまりの唐突さにtiagraslxさんも大爆笑。

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その後ゆるゆると葛川坊村まで下り、自販機で超絶幸せなコーヒー休憩をして、あとはR367を34km流して帰京した。

京都に着く頃にはすっかり暗くなっていた。

調子に乗ってガレダートのO見尾根とか寄らなくて良かったー。

久々に自転車部のメンバーと走れて(現役部員と走ったのはいつ以来だろうか?)とても楽しかった!

 

11/13 京都北部方面ロングライド[芹生峠~佐々里峠~五波峠~谷尾大滝林道~堀越峠~美山~原峠~R162~京見トレイル]

この日は明雅屋さんの前田さんと京都北部へMTBでロングライドへ。

このコースは本来、松野四万十バイクレースの最終調整として前田さんと出掛けるはずだったのだが、レース前週の土日に台風21号で京都北部の林道はひどい被害を受けたので行くことが出来なかった。

かといって折角脚力を鍛えたのに行かないのも悔しいので、11月13日に行ってきた。

朝5時に花園橋の新ファミマ集合。

まだ暗い中で登る芹生峠とその下りはゴッ寒で、下りきった時には手の指の感覚が無くなっていた。

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佐々里、五波とメジャーな峠を越えていく。五波の北側はひどく荒れていた。復旧の手がまだ入っていないようだったが、MTBなら心強い。

その後、個人的に初めて行く「谷尾大滝林道」へ突入。

好みのガレ具合と斜度の林道だったが、名田庄側(南側)の下りにトラップが。

圧倒的に水を含んだ土砂がヌタヌタ地獄となって林道のあちこちを覆っていたのだった。

 

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こんなのは可愛い方で、この後のボス級ヌタ場セクションがヤバかった...。

 

道の駅で休憩をしてから堀越峠旧道ダートへ。北側に1箇所、路面消失箇所があって自動車では突破できない状態となっていた。今まではゲート無く誰でも入れる、貴重なダートの峠越えだっただけに、ジムニー愛好家の人なんかはひどく悲しんでいることだろう...。

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下ってR162を流して道の駅美山へ。この辺でヒザが爆発寸前になった前田さんと別行動。自分は予定通りr30旧道の原峠を越えるルートで、前田さんはR162で深見トンネルを越える最短ルートで京北のファミマを目指した。

r30旧道の原峠は2年前に王滝練でH林道を完走した際に掠めていった思い出のある場所で、峠越えとしてみると、特に南側がなかなかエキサイティングな下りだった。台風による落枝が全然のけられていないので、スリリングだった。

前田さんをかなりお待たせした状態でファミマで合流し、補給をしてから栗尾トンネル~京見峠で最後にトレイルを下って終了。

自分のルートで、トータル173kmでした。

走ってみて思ったのは「ああ、この体力で松野四万十を完走したかった...」ということでした。

 

おしまい。

11/8-9 1泊1日サイクリング[寺前~坂ノ辻峠~カンカケ越~大通峠~鳥取県道103号不通区間~広留野高原でメカトラにより撤退]

2年ほど前から企画しては立ち消えとなった、中国地方へのMTB1泊1日ライド。

9月から通っていた大型I種の卒検に受かり、また一大イベントだったレースも(結果はさておき)終わったので、ようやく行く機会が出来た。

自転車部のロングライドイベントである耐久ランの、3年前のコースの終着点である兵庫県寺前からスタートし、鳥取で終わる140kmほどのコースを作った。

この翌日に輪行して大山も走るのはどうかと思ったけど、鳥取から帰るのに比べ帰京の手間が倍増するのでやめた。鳥取から輪行する場合、スーパーはくとが乗り換え0で京都駅まで連れて行ってくれる。このために2600円ほどの特急料金を払うことは全く惜しくない、そう思わせてくれるほど便利だ。

唯一、野宿の寒さだけが末端冷え性の自分にとって懸案事項だったが、幸い卒検に合格したその日が11月でとても暖かい日だったので、その日の夜に輪行した。

 

いくら暖かい日とはいえ、モンベル5号シュラフだけでの野宿は割りとキツかった。

パールイズミのウィンタージャケットも持ってこなかったので、いつものレーサージャージにアームウォーマーとレッグウォーマーだけで走り始めた。

 

【坂ノ辻峠】

3年前の耐久ランで、180kmくらい走った後に最後の70km周回の1つ目の峠として越えた思い出がある。あの時はクッソしんどくて、峠までの畑の中のダラダラしたアップが牛の歩みくらいしかスピード出せなかったなぁ、とか思い出しながら登った。

全舗装の峠なので、特に何事も無く登って下った。

その後、R29を20kmほど流して"道の駅はが"で小休止。ここからオフロード行程が始まる。

【カンカケ越】

峠紹介サイト「バイクと峠」で取り上げられている(http://touge1000.com/touge/5930/

)のを見て行きたくなった、マップル上では完全点線表記のダート林道。

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が、途中で本線から峠越えの支線に入る入り口が紛らわしく、本当の入り口の一個前の分岐で曲がってしまった。

その時は間違えたとは思わず「赴き深い荒削りな道だなぁ」とか感動しながら、写真を撮りながら登っていた。

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道が崩落でかなり荒れだして「なんか変だぞ」と思い方角を確認すると、真西に進むべきが真南に向かっていることに気づき、急いで撤退。台風21-22号の影響で被害が未知数かつエスケープルートの無い峠越えが連発している行程だけに、けっこう時間の余裕が無かったのだが、これで痛恨の40分のロス。

急いで本当の入り口からカンカケ越えを目指した。

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間違えて入った支線とは比べ物にならないほど走りやすい。

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峠から少し下った先の景色は良いが、眺めている余裕も無く下る。

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その先に2箇所、大きな崩落が。

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崩落越えなんかで、下りにも予想外に時間がかかった。

【大通峠】

こちらはちくさ高原東側に付けられた、全舗装の親切林道。

兵庫県最高所を通る林道で、峠の標高は1030m。

紅葉を楽しみながら登れた。

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峠手前の景色が良かったが、こちらも眺める余裕無く進んでしまった。

峠から人生2度目の鳥取県に入る。

鳥取側で下っていると、まさに「洗い越し」のために設計された林道支線が。

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小さな沢が道路を横切る洗い越しはたくさんあるが、道路が川を横切るタイプの洗い越しは日本では珍しい方ではないか。

写真から見えないが、川の中にはH鋼のような太い金属棒が5,6本横にわたしてあった。

なおも林道を下ると、秋の美しい渓流が道のすぐ脇にあって、思わず自転車を止めた。

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心が癒される景色だった。

林道を下りきってR29に再合流してから、R29を流して道の駅若桜で30分の大休止。

ここから、web上に探索記録が全然無い「鳥取県道103号不通区間」に入る。

鳥取県道103号不通区間

r103には1kmほどの不通区間がある。

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道の現役区間の最後にある集落外れには気持ちばかりのバリケードが。

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その少し先にはこんなゴツゴツした岩棚が。「屏風岩」というらしい。この辺の地形について全く予習せずに来たため思わず感動。

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相変わらずきれいな道を登っていくと、ついに最後通達セクションに到着。

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これを直進し、藪漕ぎをすると突然...

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道が無くなっている!

その先には法面工事箇所が続く。

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「路盤消失で通行不能になったんだ」とこの時は思い、写真のアンカーボルトが打ち付けてあるあたりの頼りない狭い平地を進んだ。

が、その先には道が全く無い...。

 

おかしいと思った。

 

マップル上では「工事中箇所」を示す二重点線区間になっているが、国土地理院の「うぉっちず」では明らかに登山道が続いているように描いてあるので、道はあるはずなのだ。

ふと、斜面の下方向に目をやると、平場が...。

そして、「さっきの法面工事された斜面の真下に、未改良の古道区間があるんだ!」と気づいた。

2枚前の写真にある赤白のバリケードの先は、高さにして10mほど落ち込んだ崖になっているのだが、その先から古道が続いていたのだった。

急いで斜面を強引に担ぎ下ろし、平場に降り立った。

 

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明治馬車道のような道幅だ...。

自分は行った事がないが、後輩の写真で何度か見た、この現場から直線距離で15kmほど南にある、R29戸倉峠旧々道である明治道のような佇まいの道だ。

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途中にはヘアピンセクションが。

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だが、1kmほどの真っ直ぐな通行不能区間だと地図では読み取ったはずなのに、ヘアピンが登場するし、もう1km以上押し続けているはずだ。2kmくらい押しているような印象を受けた。あいにく道には倒木や大きな枝、大きな石がたまっており、全然自転車には乗れない。

時間は13:30くらいで、まだこの先に廃林道での山越え×1、古道峠のダウンヒル×1、国道40kmを流して17:20までに鳥取からスーパーはくとの終電に乗らなければならない...ということで焦りだしていたら、突如道が切れた。

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通行不能区間の東側の終点、道路改良済区間に合流したのだった。

担ぎ下ろして復帰。

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この通行不能区間の東側は、現道が古道の10mほども上にあったのに対し、西側は逆に古道の方が現道より5mほど高い場所にあった。

あとは舗装区間を漕いで、通行止め区間を脱出すれば良い...。

だが、この最後の「廃道の残り香」区間に罠があった。

道は舗装されたが相変わらず手入れはされていないので、落葉落枝が多い。

そんな中で10%ほどの強めの勾配の区間が現れたので、気合を入れて踏みしめた瞬間、リアホイールがガツーンと完全にストップする嫌な感触。かといって枝を巻き込んだ前兆は無かったのにおかしいぞ...?と思い、リアメカを見ると、強靭な5cmほどの小枝がテンションプーリーの辺りにガッチリ挟まっていた。外して変速を見ると、RD曲がってる...

とりあえず様子見程度にリア変速をガチャガチャしながら道を少し登ると、トラブルポイントの目と鼻の先に通行止め区間の終点バリケードが。

うーん、悔しいぞ!

こうしてキレイな路面の現役の道に合流したのに、最後の最後にリアメカを壊してしまった。変速は歯飛びしまくり、快適性とほど遠い。

どうしたものか...。

現役の道に復帰したところに標識があったのでチェック。

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一応「道路建設中」という扱いなのか...。

【広留野林道】

この標識の「現在地」から緑の道をたどって、途中で青点線表記の林道に入って、反対の兵庫側のウネウネした道を下る予定だった。

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リアメカを壊したとはいえ、ここは標高750mほどの高原なので、あと200upくらいしたら兵庫との県境の峠にたどり着ける。そこまでがまたしても廃林道なのだが、峠から先は現役の舗装林道で下れる。

200upをなんとかこなせないかな...

ということで、歯飛びしまくりながらもチンタラ道を進む。

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ちょうどこの辺りで作業をしていた方から「熊多いぞ」という情報を得る。実は若桜の道の駅で休憩していた時も、地元の方から「昨年40頭くらい仕留められた」という情報を得ていた。広留野での方のお話を聞くと、熊が多数出没することはかなり差し迫った危機のような印象を受け、ちょうどリアメカが壊れている不安感も相まって、ひと事に全く感じられなくなった。また、道の状態もかなり悪く、少なくとも車では通れないという。リアメカ壊れただけでこんなにも自分は弱い存在になるのか...。

だが、せっかくここまで来ただけに、スパッと撤退を決めることができず、「とりあえず様子を見てみる」ということでダラダラと廃林道区間を進んでしまった。

笹が生い茂り、昨年に自転車部の大先輩のH井さんと行ったK手山峠のようだ。

今回は一人で、しかもリアルに熊が出まくっている廃林道、しかもリアメカ壊れている状況だぞ...

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それまで晴れていたのが嘘のように薄暗く寒くなり異様な雰囲気すら感じた。不快なヌタ場も多く、一面ヌタ場セクションもあった。

さすがに薄気味悪くなり撤退を決意。

あとでwebの情報と地図を見たら、もう1kmほど進んだらもう少しマシな林道と合流して、そこから緩やかな100upくらいで兵庫との県境の峠にたどり着けたということだったが...。

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引き返し、広留野高原の途中で忠告をいただいたおじさんに再会。世間話と缶コーヒーを頂きました。ありがとうございました!

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そこから、最短で輪行するために若桜鉄道丹比駅を目指す。といっても700downするだけだ。

「動物注意」ではなくピンポイントの「熊出没注意」の黄色看板。地味に初めて見たぞ...。クマというと信州というイメージだっただけに、鳥取の山でこんなに熊が出没するらしいというのは、恥ずかしながら今回初めて知った。

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この700downの道は、途中あまりにも強引かつ人工的に斜面をトラバースする道がつけられており思わず笑ってしまった。

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丹比駅より鳥取駅まで向かい、風呂に入ってからスーパーはくとで帰京。

改めて調べたら終電は18:40だった...。17:20だったら、仮にリアメカ壊れて無くても間に合わなかった可能性が高かったな。

 

今回消化できなかった箇所は、今度リベンジしよう。ただ、その時は鳥取空港から鳥取入りすることになりそうだな...。

 

おしまい。

 

 

11/6 朝ライド(OTW:Z下り)

明雅屋の前田さんをOTWのZ下りにご案内。

朝5時30分起床でトレイルに行くなんていつぶりだろうか。

バイトなど責任が発生する時以外は、二度寝や寝不足で早朝ライドに行ける成功率が著しく低いだけに、誰かを誘っていくのは自分には良さそうだ。

早朝の秋のひんやりした空気と匂いを楽しみながら登り、下った。

OTWは林道最初の急勾配区間がスイスイ登れるようになって自分でも驚いた。あと、OTW山頂へのトレイルセクションも、センター縛りで登れることを確認。

OTWのZ方面のチャレンジ登りは今回も失敗。行けそうで行けない、ホントに絶妙すぎるチャレンジ登り。今まで一度も行けたことがないが、来年春に京都を離れるまでに1度は成功させたい。腕前だけでなく、「ドライ過ぎずウェット過ぎず、大き目の石が路面に無く」という完璧なコンディションじゃないと成功出来なさそう。

OTWのZ下りは今まで1度しか行ったことがなかったので覚えてるか怪しかったが普通に下ってたら普通に出口まで辿りつけた。

台風の影響が心配だったが倒木も1本も無く、快適なライドを楽しめた。滋賀県のMTBerさん方が台風直後に掃除して下さったのかな?このトレイルは京都で一番簡単な難易度の貴重なコースだと思うので、今度初心者の人を連れてくる時はここに来ようかな。

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11/2 IO谷林道偵察(撤退)

ポストMSBR(松野四万十バイクレース)最初のライド。

MSBRはDNSしたので、実は先週土曜から5日間もまともに走っていないことになる。

明日からは東京モーターショーに行ってしまいMTBに乗れないので、午前中に時間があるこの日は、台風の被害を受けたことが想定されるIO谷林道へ偵察に出掛けることにした。

林道起点のある雲ヶ畑の集落までは、山幸橋からのメインルートの倒木被害の影響で、今のところ京見→持越経由でしか行くことができない。

峠を2つ越えてようやく辿りつける集落という点だけ見ると、かなりの秘境の集落のような印象を受けるが、住んでいる方々からすれば不便を強いられてたまったものではないだろう...。

リハビリライドということで京見への登りもタイムは計らず、雲ヶ畑へ。

肝心のIO谷林道は、最初こそ台風前と変わらない感じで「意外と被害出てないのかもな」とほくそ笑んだところで倒木が。

この倒木を境に路面の堆積物掃除が終わっており、倒木の先は廃道かと見紛う凄まじい光景が広がっていた...。

 

 

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これはもう、来年3月に京都を離れるまでに走れないかもな...。

その後、この林道の少し北にある激坂林道S谷線の入り口を覗くとIO谷林道ほどは荒れていなかったので登ってみた。

激坂箇所もセンターギアのまま登れるようになったことに成長を感じた。

今までインナーローを発動していた箇所がセンターローorもう少し重いギアでスイスイ登れるようになったのも、タイムを意識して舗装路の登りに取り組むようになった成果だろう。ヒルクライムが速くなるということは、それだけ踏める力と心肺機能がつくということなので、激坂も従来より重いギアで踏めるようになる。考えてみれば当たり前のことだが、大学に入って自転車に本格的に乗り始めて過去4年余りの間、考えたことも味わったことも無かったため、地味に感動した。

所々でだいぶ堆積物が多いが、諦めて押すほどではない。ピークまで登って稜線に乗り、少し下ったところ倒木が。

 

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ここから先は一層道が荒れているようだったので引き返した。とりあえずトレーニング効果はあったと思う。

そして持越→京見と来た道を引き返した。

先週と先々週の台風で京都周辺の山道とトレイルは甚大な被害を蒙ってしまった。

そして壊れた前サスもいよいよ末期的状態なので、今後しばらくはトレイルライドではなく、MTBでの舗装路&ダートツーリングがメインになると思う...。